どうも世間は夏休みにも関わらず、仕事に追われている今日この頃ですが、始まって4日間で多くの配信サイトの配信量を上回ったiTMSについては、公開当日にいろいろと買ってみて感じたことも多かったので、iTMS礼賛の空気がとってもある中、私なりの感想なぞメモ書きを。
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どうも世間は夏休みにも関わらず、仕事に追われている今日この頃ですが、始まって4日間で多くの配信サイトの配信量を上回ったiTMSについては、公開当日にいろいろと買ってみて感じたことも多かったので、iTMS礼賛の空気がとってもある中、私なりの感想なぞメモ書きを。
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日経ビジネス6月13日号に掲載されたジョン・マローン氏の編集長インタビューが面白かったので、重要な部分をメモ書き。
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携帯電話部門を明基電通に売却へ=シーメンス(Yahoo!ニュースより)
世の中がApple騒ぎの中、ひっそりと一人驚いていたのはこのニュースでした。LenovoへのThinkpad事業譲渡も結構驚きでしたが、いよいよ情報機器に関しては、「世界の工場」が中台に移りつつあるのだなぁと実感した次第で。
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ジョーイさんの英語版のブログを読んでいたら、NECさんのサイトでクリエイティブ・コモンズを活用した翻訳版のジョーイさんブログが始まることが告知されていた。CNET Japan でも、レッシグ教授のブログの翻訳をクリエイティブ・コモンズに基づきやっているけれども(これは翻訳デスクS氏のアイディアで始まったコーナーですが)、ほんとこれはいいアイディアだと思います。
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うちの編集長もBlogに書いていましたが、先週の月曜日から金曜日まで中国に行っていました。私は上海から入って北京へ、というコースで、1日しか滞在できなかった上海では古い知人の片岡君(つるちゃん)や、某メーカーの課長とお会いし、上海での広告ビジネスの現状や電気機器の売れ行きについてお話ししました。
その後北京に移動して某キャリア企業にお伺いして中国のインフラ動向についてヒアリング、その後編集長と合流して弊社の中国オフィスでIT媒体ビジネスの現状について意見交換、最後は某電機メーカーで中国における携帯電話の製造・販売戦略についていろいろと伺いました。この辺の経緯はいつか編集長が自分のBlogか、あるいは弊社のWeb上でそのうち書くでしょう:-) (と、振ってみる)。
様々な人とお会いして、また上海、北京の町並みを見ながらの中国の感想は、もう「驚嘆」の一言に尽きました。編集長とも現地でいろいろと話しましたが、日本のメディアで表現される国家としての様々なアベレージの経済指標を見ることはこの際あまり意味がなくて、北京の中心地に栄えるショッピング街や、まるでニューヨークにあるビルのように聳え立つホテルやオフィスビル群を見て、現地で熱気を感じることが本当に大事だと思いました。賃金格差もものすごく、物価にも地域によって相当なバラツキがあり、混沌とした感じがありますが、鋭い人であればここにまだ成長の余白を感じることができるのではないでしょうか。
私は学生時代に父親がシンガポールにいた関係から、よく東南アジアの国々を歩き回りましたが、とにかくそこで感じた熱気と同じものを感じました。タイに代表されるように、90年代の後半にこれら東南アジアの新興各国は国際的なマネーの乱流に巻き込まれてひどいことになってしまいましたが、中国は今のところこうした歴史に学んで、通貨のコントロールを慎重にやっているようです。
現地でもキャピタルフライトが近いうちに必ずあるとは皆言いつつも、短・中期的には少なくともオリンピックまでは成長を続けるだろうし、その後も開発の余地がとにかく沢山あるところで1度はへこむことがあっても、また必ず大きな市場へと進展するだろうという読みを少なからず聞きました。
お会いした多くの日本の企業の方も仰っていましたが、「中国はどこか気分が自由になるところがある」ということで、最初にご紹介した片岡君を始め皆さんのびのびとビジネスをやっていらっしゃいました。
片岡氏は私よりも少し若いにも関わらず、日本でベンチャーの副社長をやった後、そのまま世界をふらふらとしていたら上海が住み心地が良さそう、とのことで住み着いて、現地でパートナーを見つけて会社を作ってしまった人です。
彼が言うには、「ここ2~3年を考えれば日本で働く意味はまだ大きいけど、5年を考えた時には向こうで働いた経験が必ず大きく実る」ということでしたが、私も今回先方の状況を見るにつけ、同じような感想を持った次第です。以外に時流に乗ってとにかく早く始める、ということが事業上有利に働くことは少なくありません。現在の中国の成長感を考えると、今始めることが将来の大きな実りを得ることにつながるのではないかと思います。
また、「若い人こそこういう成長市場で勝負すべきだ」、とも感じました(あまりうちのインターンの人たちには響かなかったようですが)。とにかく「ルールがなければ自分たちがはじめて、それをルールにしていく」というぐらいアグレッシブな人たちが山のようにいるところで、日々競争することは精神面でも相当プラスになりますし、そういった環境の中で1からものを作るということはビジネスを考えても非常にいい経験になるのではないかと思います(私がもし自分の会社をやっていたら、多少短期的なロスになっても人を中国に派遣してしまうのに、と思っていた次第です。自分が行ってしまったかもしれませんが…)。
タダでさえ閉塞感を感じている若い人たちには、格好の活躍場所になる可能性は大です。私も前の会社でウジウジと悩んで前にも後ろにも進まない人たちと会ってハッパをかけることがありますが、そういう人こそ想像を絶するスピードと規模で成長が進んでいるかの国を訪れて、ビジネスアイディアの1つも考えてみればいいじゃないか、と思わず一人ごちてしまったのでした。
うちの会社は中国にものすごい勢いで成長しているグループ企業があるので(ここも1世代前のビジネスをやっているかと思っていたら大間違いで、ものによっては日本よりも進んだことをやっていたりします。さらにオフィスもアメリカ本社の素材やレイアウトをトレースし、非常に整然としたスペースを作っています。)、来年は彼らと協調しながら日本企業の中国進出を支えていきたいものだ、と思いながら帰ってきた今回のフライトでした。なにか中国でのビジネスについてあれば、お気軽にご相談くださいませ:-)
・日銀が更なる金融緩和
私の知人も近年「今の日本ではマネーサプライを増やすのが景気浮揚に最適」ということを検証する研究をやってますが、円高対策にもなるという意味では市場が好感するのも良くわかるかと。
…しかし金融緩和政策堅持の発表があっても円高が止まらんのは本当に憂鬱ですなあ。世界を相手にした投機筋は狩猟民族のように漸く芽が出てきた景気回復のムードを刈り取っていくのかと。厳しいぞ資本主義(笑)また、このまま世界各国がマネーサプライを増やし続けたらいったいどうなってしまうのであろうかと少し不安になってしまふ。
#杞憂なのかな?
・カカクコム、終値449万円
もー私にはさっぱりわかりません。
日経新聞等でも伝えられた割にはインパクトが少ないようですが、スカイパーフェクト・コミュニケーションズの子会社で、FTTH 上でCSやBSデジタル、地上波のコンテンツを再送するオプティキャストと、有線ブロードから切り出された FTTH の普及担当企業、ユーズコミュニケーションズ(UCOM)が事業提携する旨の発表がありました。
光伝送波の多重化と、それを利用して IP 以外のプロトコルを同じライン上で配信することの可能性や、それを利用してスカパー!とNTTの間で共同実験が行われていたことも知ってはいましたが、今回の提携(実のところ、スカパー!によるUCOMへの第3社割当増資(1.3%)まで行われています)は、よりこうした方式による動画配信の実現可能性とファイバーの有効活用の可能性を高めたのではないかと思っています。
近年 ADSL の波に押されて、FTTH の家庭への普及についてはコスト面の問題等から意義を問われていましたが、オプティキャストが実現しようとしているものによって、動画配信に関する法制面、技術面での課題をクリアしつつ、FTTH が普及する可能性を広げているものと思われます。
Yahoo!BB は動画配信のクオリティを維持する上では技術的にいろいろと面倒なIP上のネットワークでスカパー!のコンテンツを配信していますが、より高画質に、安定的に配信される動画を見ることが出来るこの方式は、ADSLを一気に古いものにしてしまう可能性があるのではないかと。
オプティキャスト社の今後の動向は、日本の FTTH の行方を占う上でも要注目です。
CNET Japan の記事でも取り上げられているソニーの新しいブランド「クオリア」ですが最初に見た時から、そのブランド名とは裏腹にあまり私のココロにヒットしなかったので、最近いろんな人に「クオリアってどうよ?」と聞いて回っていました。
CNET Japan – 生みの親が語る”クオリア゛の由来 — ソニーCSL
どうも聞いていくと「(値段が)高い」という話が多く、プロダクトに関してはあまり皆記憶に残っていないか、むしろネガティブなイメージが強い印象を受けました。
実際に製品を見ても触ってもいないのに論評するのはどうか?というのもありますが、メディアを通じてのみ得た情報を前提に感想を述べさせて頂くと、私もどちらかというとむしろネガティブなイメージが残りました。
今日仕事上の恩師の1人ともこのことをお話していましたが、そもそも多くの人がソニーに持っていたイメージと言うのは「斬新なアイディアとテクノロジーで生活を変えるプロダクトを作る企業」であったにも関わらず、クオリアブランドで発表された製品には、高級感などのイメージが先行して、そうしたテクノロジーのインパクトを感じるところが少ない、という結論に至りました。
そういった製品群を新しいブランドとして前面に出さなくてはいけない、というのは逆にいうと新しいテクノロジーの発明と、それを製品に結びつけるパワーが減退しているのではないか?という疑念につながります。恐らくそういったところが、クオリアの大々的な発表の際に感じた違和感だったのだと、今にして思っていました。
ソニー、という企業の「らしさ」を伝えるのであれば、むしろコクーンのようなプロダクトにこそ感じるところが大きいでしょう。よくソニーの社風は Apple と比較されることが多いですが、その Apple が、「難しい」と言われて誰もが二の足を踏んでいた音楽配信事業に真剣に分け入っていることを考えると、クオリアの印象は多少そういった事業的・技術開発的にイノベーティブなイメージから後戻りした感を受けます。
近年日本経済が苦しくなるにつれ、IT業界でもハードウェア回帰ブームが広がっているような感を受けます。そこで語られるのは「職人」の価値であることが多いのですが、もちろんそういった人的資源の重要性を認めつつも、でももっと本質的に大事なのは、そういった人的資源を活かして作ったハードをどう市場で展開するのか、その戦略の部分なのだと思います。
ソニーは、そういった職人の作ったハードと、サービスを絡めた戦略をこれまでにも必死に描いてきた会社で、その意味では今でも変わりなく賞賛に値する企業だと思いますが、その会社が「昔の職人気質に回帰してみよう」というスタンスに戻っている印象をクオリアには受けたのかもしれません。元エンジニアとしてそれは美しい話ではあるのだけれども、決して企業のスタンスとしては美しくないと思うのです。
最近株価も「ソニーショック」から立ち直れない状況が続いていますが、その底力にはまだ期待大なので、世界的にもイノベーティブな日本企業としての座をどうか守ってもらいたいと思います。
ここ1週間、日本の株式市場は活気を取り戻しているようで、日経平均も本日は急騰を嫌って少し下げたものの、基本的には上げ基調にあるようです。
いろんなニュースを見ていくと、外国人投資家の買いが結構入っている、ということのようですが、「厳格な会計監査」と「公的資金注入」が行われたことが1つの景気回復への区切り、と国外には捉えられたのでしょうか。
ここ数年、意外に多くの会社の経営基盤はしっかりと立て直されながらも、株価が回復基調になかったのは、市場全体に信頼感が乏しかったからということなんでしょうが、中身はどうあれ、ハッキリと厳しいものは厳しい、と方向性が打ち出されるようになったことで、信頼感を回復することが少しでも出来たのかも、と勝手に推測している今日この頃です。
今年のはじめにいろんな方のところにご挨拶にお伺いしていたところ、秋葉原近辺の某社の方に日本リヌックス協会への参加を勧められ、以前から参加したいと思っていたこともあり、早速今年度からうちの会社も会員としてご登録頂いたので、早速今年度はじめの総会に参加させて頂き、そのまま LinuxWorldの方もぐるっと回ってきたのでした。
今年の日本Linux協会の重点施策には Linux のビジネス利用の拡大、という項目が第1に挙げられていることからも明らかですが、今回のLinuxWorldの様相は、第1回のLinuxWorldから相当様変わりして、かなり皆真剣にビジネスに臨むというスタンスに変わっていました。
開催当初は大企業も中小企業も小さいブースで沢山軒を連ねていて、非常に和気藹々としたものでしたが、今年は大手ベンダーが巨大なブースを並べて、よりケーススタディや、具体的なソリューションに関するプレゼンテーションを行うなど、かなり皆真剣にビジネス利用に取り組んでいることをアピールしていました。
個人的には、日本のインターネット草創期のような雰囲気で行われていた最初のLinuxWorldの様相も好きだったのですが、今回のLinuxWorldを見るにつけ、Linuxもインターネットの発展と同様、より社会に広く浸透し始め、より大きな価値を提供しつつあるのだということを感じざるを得ませんでした。
私が最初にインターネットに触れたのはまだ大学生の頃でしたが、Webにバナーを掲載することについて非常に批判的な論説が出たりしたものでした(ネットを作ったエンジニア達は、良かれ悪しかれ自分たちの理想の世界をネット上に現出させようと尽力していたと思います)。
今ではWebバナーはごくごく当たり前のことになり、誰もそのことに関して疑問を持つ人はいませんし、広告をはじめとしてeCommerce等、インターネット上でビジネスが行われるようになり、そこに産業が成立したことで多くの人が安価にその利益を享受できるようになりました。
Linuxにも同じことが言えるのではないかと思います。こんなことを言うといろんな人に怒られそうですが、OpenSourceのような流れが生まれたことは、ある種歴史的な必然のような気がします。商用利用に関して Linux にも一時議論がありましたが、結果的に多くの人に Linux を利用してもらえる方向に流れは向かっているのではないかと。
SCOのUNIXコードに関するライセンス問題など、直面する様々な問題があるにはありますが、公共的なソフトウェアのインフラへと成長を遂げる Linux の先行きには相変わらず要注目です。