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	<title>Log the Endless World &#187; 経営</title>
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	<description>memo of findings in my life.</description>
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		<title>2012年もよろしくお願いします</title>
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		<pubDate>Sat, 31 Dec 2011 18:04:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mitarai</dc:creator>
				<category><![CDATA[最近どうよ？]]></category>
		<category><![CDATA[経営]]></category>
		<category><![CDATA[経済・産業]]></category>

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		<description><![CDATA[2012年も明けたばかりですが、皆さん明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今「朝まで生テレビ」を横目で見ながら、このエントリーを書かせて頂いています。 通例だと年末にご挨拶を書かせて頂いているのですが、昨年末は仕事や私事でドタバタしており、新年のご挨拶になってしまいました。当社をご支援頂いているお客様の皆様、日々より良いサービスの提供に努め、それぞれの技量を磨き続けるスタッフの皆、また当社の事業方針に共感してご支援下さる株主の皆さんに、日々のご協力に感謝申し上げます。 昨年は私にとっても激動の年でした。一昨年末に初めて外部の投資家の方々に会社を支援して頂き、さあこれからだ、と思っていたところに3月の大震災が起こり、原発事故が起こって、多くの方々が被災される中、事業環境も大きく変化する中で、当社もその環境の変化を意識しながら事業に取り組んでいく、という状況でした。 そうした事業環境の変化の中で、当社もいろいろと変わりつつあります。大きくは組織の構成を大きく変えて、新規の事業部を立ち上げたり、また現場への権限移譲を進めたりとまだ試行錯誤の状況は続いていますが、1人1人が良いものを作りたい、という想いから頑張ってくれることで、着実に皆が成長しているところです。昨年中はまだ十分な成果が出せませんでしたが、今年こそ大きな成果を出そうと皆が動いてくれており、また私もそれを支援すべく走り回っています。 実際、その萌芽というわけではありませんが、新規事業の方も着実な成長を見せて、漸く1万ユーザーを超えて継続的に成長を続けており、またソリューションの方も博報堂様と一緒に実施させて頂きましたJリーグ様のFullYellなど、新しい試みをいろいろと行わせて頂くことができました。 また、そういうところを総合的にご評価頂いて、セールスフォース・ドットコム様と資本・業務提携させて頂いたのも今年末の大きなトピックでした。今IT業界はクラウドを基盤として新しいアーキテクチャーを作ろうとする流れと、既存のアーキテクチャーからクラウド化に向かおうとするグループが競い合っていますが、当社は前者の立場で、これまでITの利点を十分に享受できなかった主体にも、広くコンピューティングの力を活用頂けるようなサービスを今年も作っていきたいと思っています。 特に、セールスフォース・ドットコム様との提携は当社の新規事業をメインにしたもののみと捉えられがちですが、同社のCRMサービスや基盤技術は、ユーザーでもある当社としては現状のインタラクティブ・マーケティングの世界でも広く活用のできるものだと思っております。是非、こうしたマーケティングサービス基盤を活用したソリューションを、本年は皆さんにもいろいろとご紹介させて頂きたいと考えています。 冒頭に述べましたとおり、災害や経済危機など、様々な暗いニュースも多い昨年でしたが、その中で世界も、またそこで生活する人々も大きく変わっていかないといけない時期を迎えています。ITはそうした変化を乗り越える大きな力となると信じて私達は事業を続けてきていますが、昨年末当社のサービスをご利用頂いているお客様にご挨拶でご訪問させて頂く中で、そうした実感を得ることができました。 詳しくはまた後日、当社のお客様のサービスご利用事例をご紹介させて頂く中でお話出来ればと思いますが、クラウドにより、コンピューター資源が固定資産から費用で使えるようになったこと、また安価に使えるようになったこと、さらには簡易に操作可能なUIを持つタブレットやスマートフォンが普及したことで、これまでの数倍～十数倍の方が仕事や生活の中でITを利活用出来る環境が整ったのだと感じるお話をたくさん頂きました。 ソーシャルメディアの萌芽の際にも同じ感覚を感じていましたが、今回のコンピューティング環境の変化は、それが基盤に近いものであるだけに、Web2.0やソーシャルメディア普及を超える範囲に変化をもたらすものだと思っています（というか、Web2.0やソーシャルメディア普及の結果としてのクラウドの台頭、というのが正しいところですが）。 個人的には今年はより多くの方々に当社のサービスをご利用頂きながら、クラウドの先にあるものは何なのか、どういう技術が改めて求められているのか、それを見通していきたい1年と考えています。またその中で自分の出来ることから着実に、世の中に対して貢献していきたいとも思っています。（原発事故後、半年ほどで当時の生活体験もすっかり忘れて、また電気を大量に使う生活に逆戻りする状況も悩ましいと思っています。今年は特に「振り返る」ことを忘れないように続けて、そこから多くの事業課題を見出したいと思っています）。 特に、新規事業を中心としてあらためて今必要と感じているのは、「ワークプレースの革新」です。これまでもいろいろと話されてきたテーマではありますが、クラウド・モバイルが本格的に利用可能となった今、是非新しいワークプレースの在り方について、いろんな方とディスカッションのうえ、当社の考える展望もお話できればと思っています。 今年も多くの方々とお会いして、次世代によりよい環境を渡せるような展望を一緒に描かせて頂きたいと思っています。共感頂ける皆さん、是非本年もよろしくお願い致します。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>2012年も明けたばかりですが、皆さん明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今「朝まで生テレビ」を横目で見ながら、このエントリーを書かせて頂いています。</p>
<p>通例だと年末にご挨拶を書かせて頂いているのですが、昨年末は仕事や私事でドタバタしており、新年のご挨拶になってしまいました。当社をご支援頂いているお客様の皆様、日々より良いサービスの提供に努め、それぞれの技量を磨き続けるスタッフの皆、また当社の事業方針に共感してご支援下さる株主の皆さんに、日々のご協力に感謝申し上げます。</p>
<p>昨年は私にとっても激動の年でした。一昨年末に初めて外部の投資家の方々に会社を支援して頂き、さあこれからだ、と思っていたところに3月の大震災が起こり、原発事故が起こって、多くの方々が被災される中、事業環境も大きく変化する中で、当社もその環境の変化を意識しながら事業に取り組んでいく、という状況でした。</p>
<p>そうした事業環境の変化の中で、当社もいろいろと変わりつつあります。大きくは組織の構成を大きく変えて、新規の事業部を立ち上げたり、また現場への権限移譲を進めたりとまだ試行錯誤の状況は続いていますが、1人1人が良いものを作りたい、という想いから頑張ってくれることで、着実に皆が成長しているところです。昨年中はまだ十分な成果が出せませんでしたが、今年こそ大きな成果を出そうと皆が動いてくれており、また私もそれを支援すべく走り回っています。</p>
<p>実際、その萌芽というわけではありませんが、新規事業の方も着実な成長を見せて、漸く1万ユーザーを超えて継続的に成長を続けており、またソリューションの方も博報堂様と一緒に実施させて頂きましたJリーグ様の<a href="http://www.advertimes.com/20111026/article36601/">FullYell</a>など、新しい試みをいろいろと行わせて頂くことができました。</p>
<p>また、そういうところを総合的にご評価頂いて、<a href="http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20111215_498935.html">セールスフォース・ドットコム様と資本・業務提携させて頂いた</a>のも今年末の大きなトピックでした。今IT業界はクラウドを基盤として新しいアーキテクチャーを作ろうとする流れと、既存のアーキテクチャーからクラウド化に向かおうとするグループが競い合っていますが、当社は前者の立場で、これまでITの利点を十分に享受できなかった主体にも、広くコンピューティングの力を活用頂けるようなサービスを今年も作っていきたいと思っています。</p>
<p>特に、セールスフォース・ドットコム様との提携は当社の新規事業をメインにしたもののみと捉えられがちですが、同社のCRMサービスや基盤技術は、ユーザーでもある当社としては現状のインタラクティブ・マーケティングの世界でも広く活用のできるものだと思っております。是非、こうしたマーケティングサービス基盤を活用したソリューションを、本年は皆さんにもいろいろとご紹介させて頂きたいと考えています。</p>
<p>冒頭に述べましたとおり、災害や経済危機など、様々な暗いニュースも多い昨年でしたが、その中で世界も、またそこで生活する人々も大きく変わっていかないといけない時期を迎えています。ITはそうした変化を乗り越える大きな力となると信じて私達は事業を続けてきていますが、昨年末当社のサービスをご利用頂いているお客様にご挨拶でご訪問させて頂く中で、そうした実感を得ることができました。</p>
<p>詳しくはまた後日、当社のお客様のサービスご利用事例をご紹介させて頂く中でお話出来ればと思いますが、クラウドにより、コンピューター資源が固定資産から費用で使えるようになったこと、また安価に使えるようになったこと、さらには簡易に操作可能なUIを持つタブレットやスマートフォンが普及したことで、これまでの数倍～十数倍の方が仕事や生活の中でITを利活用出来る環境が整ったのだと感じるお話をたくさん頂きました。</p>
<p>ソーシャルメディアの萌芽の際にも同じ感覚を感じていましたが、今回のコンピューティング環境の変化は、それが基盤に近いものであるだけに、Web2.0やソーシャルメディア普及を超える範囲に変化をもたらすものだと思っています（というか、Web2.0やソーシャルメディア普及の結果としてのクラウドの台頭、というのが正しいところですが）。</p>
<p>個人的には今年はより多くの方々に当社のサービスをご利用頂きながら、クラウドの先にあるものは何なのか、どういう技術が改めて求められているのか、それを見通していきたい1年と考えています。またその中で自分の出来ることから着実に、世の中に対して貢献していきたいとも思っています。（原発事故後、半年ほどで当時の生活体験もすっかり忘れて、また電気を大量に使う生活に逆戻りする状況も悩ましいと思っています。今年は特に「振り返る」ことを忘れないように続けて、そこから多くの事業課題を見出したいと思っています）。</p>
<p>特に、新規事業を中心としてあらためて今必要と感じているのは、「ワークプレースの革新」です。これまでもいろいろと話されてきたテーマではありますが、クラウド・モバイルが本格的に利用可能となった今、是非新しいワークプレースの在り方について、いろんな方とディスカッションのうえ、当社の考える展望もお話できればと思っています。</p>
<p>今年も多くの方々とお会いして、次世代によりよい環境を渡せるような展望を一緒に描かせて頂きたいと思っています。共感頂ける皆さん、是非本年もよろしくお願い致します。</p>
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		<title>氷河期を迎えるIT &#8211;  進化を遂げないシステムは死に絶える</title>
		<link>http://www.huis.gr.jp/archives/413</link>
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		<pubDate>Sat, 18 Jun 2011 17:40:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mitarai</dc:creator>
				<category><![CDATA[Internet]]></category>
		<category><![CDATA[技術]]></category>
		<category><![CDATA[経営]]></category>
		<category><![CDATA[経済・産業]]></category>

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		<description><![CDATA[昨年末のお礼エントリーを書いて以来、会社の方も新しいメンバーを沢山迎えたり、移転を実施したりといろいろと動きがあり、ドタバタしているうちにこのブログもだいぶ放置してしまいました。 近況については改めてまた投稿したいと思いますが、取り急ぎ今日は、自由なテーマで書いてよろしい、ということで電経新聞さんにてコラムの月次連載枠を頂いたのと、そのコラムのブログへの転載についても認めて頂いたこともあり、最近日々つらつらと思っていることを書かせて頂いたコラム原稿を、こちらのブログにもエントリーさせて頂きます（今後も掲載後に転載させて頂きたいと思います）。 昨年11月に増資を行って、会社の事業や推進体制について大分見直しを行ったのも、背景には今回のブログエントリーのような危機感があったからです。 ここ1年、ことあるごとにお会いする人には日本が次のステージに進めるかどうかは「IT敗戦国」であることを認められるかどうかが重要だ、という話をお話をさせて頂いています。 第2次大戦後、日本は「負け」を認めることで冷静に何が駄目だったのかを考え、維新後と同じように西欧列強の分析から新しい枠組みを作ってきましたが、今のIT産業も同じような状況なのではないかと思います。 当社はクラウドに関連したサービス事業を行っていますが、事業を進めれば進めるほど、今クラウドという世界で起きている技術革新は、1990年から始まるWebを基盤とした10年以上に渡る産業革新の中で起きているものであり、Webサービスで1兆円を超える売上を誇るような企業を多数生み出しえなかった日本が圧倒的に差をつけられてしまっている分野であると実感せずにはいられないのです。 個別の技術や理論についてはそれでも日本は頑張っていると思いますが、それを産業として展開出来るだけの市場を持ち得なかったことが、結局技術の成長にブレーキをかけてしまっています。 日本の戦後史は、日本の復興の足がかりが、そうした巨人に真っ向から立ち向かうのではなく、敢えてその基盤、巨人の手のひらに乗ってみた上で、新しい地平を探すことを示唆しているのではないかと思うのです。 クラウドの次の変革がまだどこにあるのかは誰も見えていない状況だと思いますが、ITで根本から産業を変えていかない限り、常に最初に新しい地平にたどり着くのは私達ではないと思わざるを得ないのが、私がインターネットビジネスの世界で生きてきた10余年の教訓だと思っています。 今のIT産業は、新たな環境激変期の真っ只中にありますが、氷河期に生き残った生物が次の世界で生存圏を大きく広げたように、この激変期に適応してサバイブすることこそが、次の時代の事業拡大に繋がる鍵なのではないでしょうか。 以下は電経新聞さんに掲載頂いた原稿です。よろしければご笑覧下さい。 &#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;- （電経新聞　2011.6.6号のコラムから） 2010年からの数年は、後から振り返ってみれば、ITの環境激変期として捉えられる時代になるかもしれない。当社はワークプレースから普段の生活まで、様々なシーンでITを活用したサービスをデザイン、開発しており、その過程でユーザーの行動観察調査を行っているが、ここ１～２年でその行動に変化が見られるようになってきた。 そのユーザーの行動変化の起点となっているのがIT環境の大変化である。携帯はフィーチャーフォンからスマートフォンへ、PCはタブレットをはじめとしたシンクライアントへと変化。またそれに合わせてアプリケーション環境も手元のPCで動作するものからクラウドへと変化している。 こうした環境変化は個人にはとどまらない。かねてよりインターネットの世界では、一般ユーザーの方が企業よりも良いITを使っているという認識があったが、「コンシューマライゼーション」と呼ばれるように、タブレットやソーシャルメディア技術など、一般の人に訪れた大きなITの変化は企業にも及び、企業内でも積極的にそうした技術やサービスが活用されるようになってきている。 以前さる企業のトップに聞いた話だが、米国ではクラウドなど新しいITを活用して生産性の向上とコストダウンを図ることを株主が経営陣に迫るのだという。日本でも近い将来、こうした光景が各所で見られるようになるのではないか。 法人マーケットにおいてコンシューマライゼーションの牽引者の代表格とされるGoogleは、これまでのネットワークコンピューティングの概念を大きく見直し、計算資源を余す所無く効率的に利用するための技術を「クラウド」という形で体現、これまででは想像も出来ないような巨大な計算資源を一瞬とはいえ、個人が利用出来るような環境を作り上げた。 これにより、10年前には想像もつかなかったようなインターネットの利用が安価に出来るようになっている。例えば、Googleの音声認識は非常に高精度だが、これはインターネット上で収集した膨大な単語データ等、インターネットのリソースを余す所なく活用することによって実現されている。 リーマンショックに続く今回の震災により、企業も個人もITの利用にタテマエを言っていられなくなりつつあるのが現状だろう。コスト圧力がますます高まりつつある中ではユーザーも変わる。そうした中でタテマエを貫き続けることの難しさに既に多くの人が気づきつつあることが、スマートフォンやクラウドの利用を後押ししているのではないか。 そうした中でサービス提供者がタテマエを叫び続けることほど虚しいことはない。今ITサービスの提供者に求められるのは、ユーザーの置かれた環境を見つめつつ、これまでのITの常識を見直すことだろう。 今はその中から新しい進化の方向を見出せないプレイヤーは退場を余儀なくされる、まさしく「IT氷河期」なのではないかと思う。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>昨年末のお礼エントリーを書いて以来、会社の方も新しいメンバーを沢山迎えたり、移転を実施したりといろいろと動きがあり、ドタバタしているうちにこのブログもだいぶ放置してしまいました。</p>
<p>近況については改めてまた投稿したいと思いますが、取り急ぎ今日は、自由なテーマで書いてよろしい、ということで電経新聞さんにてコラムの月次連載枠を頂いたのと、そのコラムのブログへの転載についても認めて頂いたこともあり、最近日々つらつらと思っていることを書かせて頂いたコラム原稿を、こちらのブログにもエントリーさせて頂きます（今後も掲載後に転載させて頂きたいと思います）。</p>
<p>昨年11月に増資を行って、会社の事業や推進体制について大分見直しを行ったのも、背景には今回のブログエントリーのような危機感があったからです。</p>
<p>ここ1年、ことあるごとにお会いする人には日本が次のステージに進めるかどうかは「IT敗戦国」であることを認められるかどうかが重要だ、という話をお話をさせて頂いています。</p>
<p>第2次大戦後、日本は「負け」を認めることで冷静に何が駄目だったのかを考え、維新後と同じように西欧列強の分析から新しい枠組みを作ってきましたが、今のIT産業も同じような状況なのではないかと思います。</p>
<p>当社はクラウドに関連したサービス事業を行っていますが、事業を進めれば進めるほど、今クラウドという世界で起きている技術革新は、1990年から始まるWebを基盤とした10年以上に渡る産業革新の中で起きているものであり、Webサービスで1兆円を超える売上を誇るような企業を多数生み出しえなかった日本が圧倒的に差をつけられてしまっている分野であると実感せずにはいられないのです。</p>
<p>個別の技術や理論についてはそれでも日本は頑張っていると思いますが、それを産業として展開出来るだけの市場を持ち得なかったことが、結局技術の成長にブレーキをかけてしまっています。</p>
<p>日本の戦後史は、日本の復興の足がかりが、そうした巨人に真っ向から立ち向かうのではなく、敢えてその基盤、巨人の手のひらに乗ってみた上で、新しい地平を探すことを示唆しているのではないかと思うのです。</p>
<p>クラウドの次の変革がまだどこにあるのかは誰も見えていない状況だと思いますが、ITで根本から産業を変えていかない限り、常に最初に新しい地平にたどり着くのは私達ではないと思わざるを得ないのが、私がインターネットビジネスの世界で生きてきた10余年の教訓だと思っています。</p>
<p>今のIT産業は、新たな環境激変期の真っ只中にありますが、氷河期に生き残った生物が次の世界で生存圏を大きく広げたように、この激変期に適応してサバイブすることこそが、次の時代の事業拡大に繋がる鍵なのではないでしょうか。</p>
<p>以下は電経新聞さんに掲載頂いた原稿です。よろしければご笑覧下さい。</p>
<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;-<br />
（電経新聞　2011.6.6号のコラムから）</p>
<p>2010年からの数年は、後から振り返ってみれば、ITの環境激変期として捉えられる時代になるかもしれない。当社はワークプレースから普段の生活まで、様々なシーンでITを活用したサービスをデザイン、開発しており、その過程でユーザーの行動観察調査を行っているが、ここ１～２年でその行動に変化が見られるようになってきた。</p>
<p>そのユーザーの行動変化の起点となっているのがIT環境の大変化である。携帯はフィーチャーフォンからスマートフォンへ、PCはタブレットをはじめとしたシンクライアントへと変化。またそれに合わせてアプリケーション環境も手元のPCで動作するものからクラウドへと変化している。</p>
<p>こうした環境変化は個人にはとどまらない。かねてよりインターネットの世界では、一般ユーザーの方が企業よりも良いITを使っているという認識があったが、「コンシューマライゼーション」と呼ばれるように、タブレットやソーシャルメディア技術など、一般の人に訪れた大きなITの変化は企業にも及び、企業内でも積極的にそうした技術やサービスが活用されるようになってきている。</p>
<p>以前さる企業のトップに聞いた話だが、米国ではクラウドなど新しいITを活用して生産性の向上とコストダウンを図ることを株主が経営陣に迫るのだという。日本でも近い将来、こうした光景が各所で見られるようになるのではないか。</p>
<p>法人マーケットにおいてコンシューマライゼーションの牽引者の代表格とされるGoogleは、これまでのネットワークコンピューティングの概念を大きく見直し、計算資源を余す所無く効率的に利用するための技術を「クラウド」という形で体現、これまででは想像も出来ないような巨大な計算資源を一瞬とはいえ、個人が利用出来るような環境を作り上げた。</p>
<p>これにより、10年前には想像もつかなかったようなインターネットの利用が安価に出来るようになっている。例えば、Googleの音声認識は非常に高精度だが、これはインターネット上で収集した膨大な単語データ等、インターネットのリソースを余す所なく活用することによって実現されている。</p>
<p>リーマンショックに続く今回の震災により、企業も個人もITの利用にタテマエを言っていられなくなりつつあるのが現状だろう。コスト圧力がますます高まりつつある中ではユーザーも変わる。そうした中でタテマエを貫き続けることの難しさに既に多くの人が気づきつつあることが、スマートフォンやクラウドの利用を後押ししているのではないか。</p>
<p>そうした中でサービス提供者がタテマエを叫び続けることほど虚しいことはない。今ITサービスの提供者に求められるのは、ユーザーの置かれた環境を見つめつつ、これまでのITの常識を見直すことだろう。</p>
<p>今はその中から新しい進化の方向を見出せないプレイヤーは退場を余儀なくされる、まさしく「IT氷河期」なのではないかと思う。</p>
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		<title>2010年もありがとうございました</title>
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		<pubDate>Thu, 30 Dec 2010 16:17:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mitarai</dc:creator>
				<category><![CDATA[その他]]></category>
		<category><![CDATA[最近どうよ？]]></category>
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		<description><![CDATA[自宅のサーバ環境をインターネット側に全部移管するのが年末までに間に合わず、なんだか中途半端な形での年末のご挨拶になってしまったのがちょっと残念ですが、今年も無事年末を迎えることが出来、ゆったりと休暇を過ごしています。皆さんいかがお過ごしでしょうか？ 今年はクラウド環境に適応した形での企業向けアプリの提供、という新しいサービス（rakumoシリーズ）を自社として始めたこともあり、様々な新しいお客様に弊社のサービスをご利用頂きましたことで、昨年に比して様々なお客様に支えて頂きました1年でした。 また、新しいサービスを作る社内スタッフも、1日でも早く、良いものをお客様にご利用頂けるように、必死に頑張ってくれたお蔭で、よりお客様にもサービスをご評価頂いた1年でもありました。 また既存のサービスにおいても、お客様の新しいサービスのローンチに向けて、弊社を信頼頂きお仕事をお任せ頂いたり、その信頼に応えるためにも、昼夜を問わずプロ意識を持ってサービス開発に取り組んだスタッフの助力もあって、何とか厳しい経済状況の中、自社の新しいサービスを始めつつ、1年乗り切ってこれたと思っています。 この場をお借りしまして、本年も弊社のお客様、またスタッフに心から感謝を申し上げたいと思っています。 経営者としてはリーマンショック以降のこの3年、非常に厳しく、また自分の経験に比してその未熟さを実感させられた時間でした。特に、私の投資ミスが弊社のスタッフを始め、多くの人の努力に影響を与えることを痛感していました。まず自分の経営に対する考え方を変えなければ、と思った3年でもありました。 しかしながら、今年1年はそうした未熟さを乗り越えて、より本格的に経営というものを俯瞰的に考えられるようになった1年だったのではないかと思います。 特に、新しい弊社の事業と今までの実績にご信頼を頂き、新規に投資にご協力を頂きました方々に会社のステークホルダーとして加わって頂いたことは、これまでとは大きな方針転換になるものと思っています。ベンチャーとしてのスピードとリスクテイクは衰えさせず、一方で新規株主の方々のアドバイスに基づいた客観的な投資に関する視点も得ることで、より成功率の高い事業投資を進めていきたいと考えています。 新しい経営メンバーが加わることも来年の新しい試みの1つです。じっくりと新規事業にも取り組み、優秀な競争相手に負けない推進力をサービス開発において得ること、また営業面においても強化を行うことで、新しい事業分野で幅広い支持を早期に得ていきたいと思っています。 そうした大きな変化を迎えている弊社ですが、最近、「法人向けサービスに特化してやっていくんですか？意外です」という声をよくお聞きします。 今回のような新しいサービスが必然に見えないのは、私の会社の経営方針に関する説明不足に起因するもので、反省すべきポイントだと思っています。でも、私にとっては全然意外なことではありません。 弊社のレゾンデートルは、あくまで「コミュニケーションデザインで生活を豊かにすること」にあり、皆さんの生活のシーンは自宅のみならず学校や会社と様々なところに存在します。私たちの今回の新しいサービスは、あくまでその1シーンに対して新しい切り口を提供したに過ぎません。 今や米国ではGoogle, Facebook, Twitterなど様々な企業が登場していますが、そうした企業はわざわざターゲットをコンシューマーだの、法人だのと区切ることに大きな意味を見出していないように思えます。私もインターネットの業界に身を置いて学生の頃からいけば18年、社会人になってからは16年になりますが、便利なインフラ、サービスは、常に最後は1つの体験に収斂していくものではないかと考えています。 私自身も社会人としての最初のキャリアは法人向けの仕事から始まっており、米国W3CのXML仕様化メンバーに交じってビジネスランゲージを作り、それを活用したアプリケーション環境を実現する、ということをやっておりましたが、今度の新しいサービスは、法人向けのインターネットサービスから、コンシューマー向けのネットメディア、サービスを長く見てきた私自身のキャリアの集大成でもあります。 来年新しく加わるメンバーも含めて、弊社のスタッフと共に是非このビジネスを成功させて、さらに弊社なりのコミュニケーションデザインで皆さんの生活が豊かになるサービスを他にも、さらに海外に向けても作っていく所存です。より弊社のサービスをご理解頂き、またご活用頂けるお客様の輪を広げていくことが出来ますよう、来年もまた皆さんのご協力をお願い致します。 日本にも最近急速に閉塞感が広がっており、数年前にNTTドコモモバイル社会研究所様の主催で参加させて頂きました2030年のモバイル社会ビジョン作りに向けたディスカッションの中で話されたような事態がまさに起こってきていますが、そうした中でも弊社のスタッフが自信を持って将来の展望に期待を持てるような事業を改めて作っていきたいと思っています。 明るく楽しく、常に挑戦しながら、もう何度もいろんな方に引用されて耳慣れたものになっていますが、アラン・ケイの「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」という言葉を噛みしめつつ、新しい地平を切り拓いていく所存です。 年末もだいぶ遅いご挨拶になってしまい、今年も残り少なくなってきましたが、皆さん良いお年をお過ごし下さい。また来年皆さんとお会いできるのを楽しみにしております！]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>自宅のサーバ環境をインターネット側に全部移管するのが年末までに間に合わず、なんだか中途半端な形での年末のご挨拶になってしまったのがちょっと残念ですが、今年も無事年末を迎えることが出来、ゆったりと休暇を過ごしています。皆さんいかがお過ごしでしょうか？</p>
<p>今年はクラウド環境に適応した形での企業向けアプリの提供、という新しいサービス（<a href="http://rakumo.gigei.jp/">rakumoシリーズ</a>）を自社として始めたこともあり、様々な新しいお客様に弊社のサービスをご利用頂きましたことで、昨年に比して様々なお客様に支えて頂きました1年でした。</p>
<p><span id="more-407"></span></p>
<p>また、新しいサービスを作る社内スタッフも、1日でも早く、良いものをお客様にご利用頂けるように、必死に頑張ってくれたお蔭で、よりお客様にもサービスをご評価頂いた1年でもありました。</p>
<p>また既存のサービスにおいても、お客様の新しいサービスのローンチに向けて、弊社を信頼頂きお仕事をお任せ頂いたり、その信頼に応えるためにも、昼夜を問わずプロ意識を持ってサービス開発に取り組んだスタッフの助力もあって、何とか厳しい経済状況の中、自社の新しいサービスを始めつつ、1年乗り切ってこれたと思っています。</p>
<p>この場をお借りしまして、本年も弊社のお客様、またスタッフに心から感謝を申し上げたいと思っています。</p>
<p>経営者としてはリーマンショック以降のこの3年、非常に厳しく、また自分の経験に比してその未熟さを実感させられた時間でした。特に、私の投資ミスが弊社のスタッフを始め、多くの人の努力に影響を与えることを痛感していました。まず自分の経営に対する考え方を変えなければ、と思った3年でもありました。</p>
<p>しかしながら、今年1年はそうした未熟さを乗り越えて、より本格的に経営というものを俯瞰的に考えられるようになった1年だったのではないかと思います。</p>
<p>特に、新しい弊社の事業と今までの実績にご信頼を頂き、新規に投資にご協力を頂きました方々に会社のステークホルダーとして加わって頂いたことは、これまでとは大きな方針転換になるものと思っています。ベンチャーとしてのスピードとリスクテイクは衰えさせず、一方で新規株主の方々のアドバイスに基づいた客観的な投資に関する視点も得ることで、より成功率の高い事業投資を進めていきたいと考えています。</p>
<p>新しい経営メンバーが加わることも来年の新しい試みの1つです。じっくりと新規事業にも取り組み、優秀な競争相手に負けない推進力をサービス開発において得ること、また営業面においても強化を行うことで、新しい事業分野で幅広い支持を早期に得ていきたいと思っています。</p>
<p>そうした大きな変化を迎えている弊社ですが、最近、「法人向けサービスに特化してやっていくんですか？意外です」という声をよくお聞きします。</p>
<p>今回のような新しいサービスが必然に見えないのは、私の会社の経営方針に関する説明不足に起因するもので、反省すべきポイントだと思っています。でも、私にとっては全然意外なことではありません。</p>
<p>弊社のレゾンデートルは、あくまで「コミュニケーションデザインで生活を豊かにすること」にあり、皆さんの生活のシーンは自宅のみならず学校や会社と様々なところに存在します。私たちの今回の新しいサービスは、あくまでその1シーンに対して新しい切り口を提供したに過ぎません。</p>
<p>今や米国ではGoogle, Facebook, Twitterなど様々な企業が登場していますが、そうした企業はわざわざターゲットをコンシューマーだの、法人だのと区切ることに大きな意味を見出していないように思えます。私もインターネットの業界に身を置いて学生の頃からいけば18年、社会人になってからは16年になりますが、便利なインフラ、サービスは、常に最後は1つの体験に収斂していくものではないかと考えています。</p>
<p>私自身も社会人としての最初のキャリアは法人向けの仕事から始まっており、米国W3CのXML仕様化メンバーに交じってビジネスランゲージを作り、それを活用したアプリケーション環境を実現する、ということをやっておりましたが、今度の新しいサービスは、法人向けのインターネットサービスから、コンシューマー向けのネットメディア、サービスを長く見てきた私自身のキャリアの集大成でもあります。</p>
<p>来年新しく加わるメンバーも含めて、弊社のスタッフと共に是非このビジネスを成功させて、さらに弊社なりのコミュニケーションデザインで皆さんの生活が豊かになるサービスを他にも、さらに海外に向けても作っていく所存です。より弊社のサービスをご理解頂き、またご活用頂けるお客様の輪を広げていくことが出来ますよう、来年もまた皆さんのご協力をお願い致します。</p>
<p>日本にも最近急速に閉塞感が広がっており、数年前にNTTドコモモバイル社会研究所様の主催で参加させて頂きました<a href="http://www.moba-ken.jp/wp-content/pdf/2030vision_top.pdf">2030年のモバイル社会ビジョン</a>作りに向けたディスカッションの中で話されたような事態がまさに起こってきていますが、そうした中でも弊社のスタッフが自信を持って将来の展望に期待を持てるような事業を改めて作っていきたいと思っています。</p>
<p>明るく楽しく、常に挑戦しながら、もう何度もいろんな方に引用されて耳慣れたものになっていますが、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%82%A4">アラン・ケイ</a>の「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」という言葉を噛みしめつつ、新しい地平を切り拓いていく所存です。</p>
<p>年末もだいぶ遅いご挨拶になってしまい、今年も残り少なくなってきましたが、皆さん良いお年をお過ごし下さい。また来年皆さんとお会いできるのを楽しみにしております！</p>
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		<title>見る人が見れば環境は大きく変わっている</title>
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		<pubDate>Tue, 23 Jun 2009 17:07:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mitarai</dc:creator>
				<category><![CDATA[Internet]]></category>
		<category><![CDATA[最近どうよ？]]></category>
		<category><![CDATA[経営]]></category>

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		<description><![CDATA[また２ヶ月程空いたブログの更新となってしまいました。毎度「忙しくて更新出来ませんでした」という言い訳を書くのも流石に厳しいなあ、ということもありましたが、新しいことを始めたり、様々なお客様の新しいプロジェクトに携わらせて頂くなど、ここ２ヶ月は右往左往していました。まだ余裕がある訳ではないんですが、ぼちぼちいろんな集まりやイベントにも顔を出させて頂きたいと思っています。 そんな中、梅田さんの「残念」話が盛り上がるなど（個人的にはどうでもいい話で、むしろこんなに騒ぎ立てられることが驚きでしたが。ご本人も相当びっくりしたんじゃないでしょうか。）、周辺ではいろいろな話題があった訳ですが、自分としては３年後の自分の会社周辺の産業のあり様を考えるのに必死で、それどころではないというのが実情でした。 新しいインフラや、今回の金融危機に端を発した業界構造の変化をどう読むか、それによって自分の会社が強く成長するのか、あるいはネット業界の海の藻屑と消えるのか、その道行きが自分の見通し一つで大きく変わることを考えると、身のすくむ思いというか、楽しいけど胃の痛い日々を送っていたという感じです。 ただ年始のエントリーにも書きましたが、ここで適切な投資を出来るかどうかが後の事業の繁栄に大きな影響を持つのは間違いないので（不思議と周辺でも会社を独立して、新しく自分で事業を始める人も増えているような気がします）、そろそろ弊社は今期も締めの時期に入りますが、来期は特に慎重かつ大胆に判断をしていきたいと思っています。 さて、話は最近考えている「事業環境の変化」についてですが、様々な方とお話ししていて感じるのは: ここ３年で通信インフラとプラットフォームに大きな変化が訪れる 昨年までは既存メディアだけだと思っていたネット広告市場でも収益減少が起こっており、ネット広告ビジネス、ネットメディアやネットサービスの事業モデルも転換期を迎える ネットユーザーグループのモザイク化 主に上記のようなところになります。最初のテーマはだいぶ漠然としていますが、新しい網で様々なサービスが展開されることによって、ネットワークの利用方法もだいぶ変わってくるだろうし、事業構造にも大きな影響があるだろう、だから出来るだけそういう変化に備えて準備しよう、という話です（各所で普及しないと言われているIPv6でありますが、個人的には意外にエイやっと移行が進む可能性も十分にあるのではないかと思っていまして、一応会社でも引いて使ってみたりしています）。 後者の方は結構深刻な話で、metamixさんや徳力さんのブログでも触れられていますが、今年に入ってこれまでであれば広告収入でギリギリ存続出来た可能性のあるサービスがバタバタと閉鎖されています。大手のネットメディアでも今はかなり厳しい状況だと各所で聞くこともあり、PV単価が高く、1PVあたりの生産コストの高い媒体を運営している会社は今後閉鎖の危機に立たされるのではないかと。 もちろんこれまでに閉鎖されたものの中には、収益バランスに至らないニーズしか無いサービスもあったかと思いますが、これから運営が厳しくなって来るところについては、必ずしもそうではなく、ユーザとしても無くなったら困る、というケースも出て来るのではないかと思うのですが、その時に適切な収益モデルが身近にないために手をこまねいているうちに閉じざるを得ない状況になってしまうこともあるんではないかと思います。 昨年末から個人的にはケータイWebサービスを横目で見つつ、コツコツとコンテンツやサービス課金モデルについて研究していますが、今年はユーザ課金、中でも課金タイミングとプライシングというところが重要になると感じています。そこでお客さんから支持されるものを作ることによって、盤石なサービス、経営基盤の基礎作りを始めたいところです（地味ですが、NAVITIMEはいい経営状況のようですし、その事業展開について学びたいところです）。 最後は直近のWeb関連の仕事では特に注意して見ているところですが、ネットユーザーのリテラシーというのはある方向に揃って発展していくものではなく、その行動体系やリテラシーの成長の方向もユーザーによってだいぶ異なったものになっているという実感を深めています。弊社の調査室ではネットユーザーの動向について、業務を通じて継続的にフィールドワークを行っていますが、その調査結果について話を聞いていると、「ネットおたく」からするとリテラシーが低い、と感じられるユーザーが、ある種のサービスにおいてはむしろ他のユーザーより積極的にネットを活用している、というような結果が見られるようになってきました。 古くからネットのサービスを作ってきた人ほどハマり易い落とし穴だと思うんですが、自分たちをエッジ層として考えて、他のユーザーはフォロワーとして捉え、その人たち向けには自分たちが使っているサービスのエッセンスだけを簡易に使えるように実現したサービスを設計してしまうきらいがありますが、全体としてネットユーザーが増加するに従って、実際にはユーザー間にはリテラシーの高低ではなく、全く違う利用方法、コミュニケーション形態が生まれるようになってきている、と捉えるべきなのではないかと思っています。 自戒の念も込めて大胆に言ってしまえば、エッジにいると思っている人達は、そういうところから目を背けてしまっていることで、自分たちが実はエッジでもなんでもないただのマイノリティであることに気づかず、大きな商機を逃していることも多いんではないかと思います（胸を張って「儲からないけど好きでやっているからそれでいいんだ！」ということならそれはそれで構わないんですが&#8230;）。 この３年を考える上では、ユーザーの動向をその身近でつぶさに観察しつつ、新しいビジネスシステムを考えながら、将来的なインフラから端末まで環境変化を予想して事業を展開していかないといけない、という意味でとても大変な時代だと思うわけですが（例えば５年前のWeb2.0ブーム時は、インフラについては発展の方向が明確で、あまりその変化について真剣に考える必要はなかったわけです）、それだけに大きな変化を起こせるチャンスでもあり、今期が終わるまでもうちょっとここ３年の事業環境について思いを巡らしてみたいと思っています（またディスカッションに付き合って頂ける方、是非気軽にお声がけ頂けると嬉しいです）。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>また２ヶ月程空いたブログの更新となってしまいました。毎度「忙しくて更新出来ませんでした」という言い訳を書くのも流石に厳しいなあ、ということもありましたが、新しいことを始めたり、様々なお客様の新しいプロジェクトに携わらせて頂くなど、ここ２ヶ月は右往左往していました。まだ余裕がある訳ではないんですが、ぼちぼちいろんな集まりやイベントにも顔を出させて頂きたいと思っています。<br />
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<p>そんな中、梅田さんの「残念」話が盛り上がるなど（個人的にはどうでもいい話で、むしろこんなに騒ぎ立てられることが驚きでしたが。ご本人も相当びっくりしたんじゃないでしょうか。）、周辺ではいろいろな話題があった訳ですが、自分としては３年後の自分の会社周辺の産業のあり様を考えるのに必死で、それどころではないというのが実情でした。</p>
<p>新しいインフラや、今回の金融危機に端を発した業界構造の変化をどう読むか、それによって自分の会社が強く成長するのか、あるいはネット業界の海の藻屑と消えるのか、その道行きが自分の見通し一つで大きく変わることを考えると、身のすくむ思いというか、楽しいけど胃の痛い日々を送っていたという感じです。</p>
<p>ただ年始のエントリーにも書きましたが、ここで適切な投資を出来るかどうかが後の事業の繁栄に大きな影響を持つのは間違いないので（不思議と周辺でも会社を独立して、新しく自分で事業を始める人も増えているような気がします）、そろそろ弊社は今期も締めの時期に入りますが、来期は特に慎重かつ大胆に判断をしていきたいと思っています。</p>
<p>さて、話は最近考えている「事業環境の変化」についてですが、様々な方とお話ししていて感じるのは:</p>
<ol>
<li>ここ３年で通信インフラとプラットフォームに大きな変化が訪れる</li>
<li>昨年までは既存メディアだけだと思っていたネット広告市場でも収益減少が起こっており、ネット広告ビジネス、ネットメディアやネットサービスの事業モデルも転換期を迎える</li>
<li>ネットユーザーグループのモザイク化</li>
</ol>
<p>主に上記のようなところになります。最初のテーマはだいぶ漠然としていますが、新しい網で様々なサービスが展開されることによって、ネットワークの利用方法もだいぶ変わってくるだろうし、事業構造にも大きな影響があるだろう、だから出来るだけそういう変化に備えて準備しよう、という話です（各所で普及しないと言われているIPv6でありますが、個人的には意外にエイやっと移行が進む可能性も十分にあるのではないかと思っていまして、一応会社でも引いて使ってみたりしています）。</p>
<p>後者の方は結構深刻な話で、<a href="http://www.metamix.com/4037.php">metamixさん</a>や<a href="http://www.ariel-networks.com/blogs/tokuriki/cat39/post_48.html">徳力さん</a>のブログでも触れられていますが、今年に入ってこれまでであれば広告収入でギリギリ存続出来た可能性のあるサービスがバタバタと閉鎖されています。大手のネットメディアでも今はかなり厳しい状況だと各所で聞くこともあり、PV単価が高く、1PVあたりの生産コストの高い媒体を運営している会社は今後閉鎖の危機に立たされるのではないかと。</p>
<p>もちろんこれまでに閉鎖されたものの中には、収益バランスに至らないニーズしか無いサービスもあったかと思いますが、これから運営が厳しくなって来るところについては、必ずしもそうではなく、ユーザとしても無くなったら困る、というケースも出て来るのではないかと思うのですが、その時に適切な収益モデルが身近にないために手をこまねいているうちに閉じざるを得ない状況になってしまうこともあるんではないかと思います。</p>
<p>昨年末から個人的にはケータイWebサービスを横目で見つつ、コツコツとコンテンツやサービス課金モデルについて研究していますが、今年はユーザ課金、中でも課金タイミングとプライシングというところが重要になると感じています。そこでお客さんから支持されるものを作ることによって、盤石なサービス、経営基盤の基礎作りを始めたいところです（地味ですが、NAVITIMEはいい経営状況のようですし、その事業展開について学びたいところです）。</p>
<p>最後は直近のWeb関連の仕事では特に注意して見ているところですが、ネットユーザーのリテラシーというのはある方向に揃って発展していくものではなく、その行動体系やリテラシーの成長の方向もユーザーによってだいぶ異なったものになっているという実感を深めています。弊社の調査室ではネットユーザーの動向について、業務を通じて継続的にフィールドワークを行っていますが、その調査結果について話を聞いていると、「ネットおたく」からするとリテラシーが低い、と感じられるユーザーが、ある種のサービスにおいてはむしろ他のユーザーより積極的にネットを活用している、というような結果が見られるようになってきました。</p>
<p>古くからネットのサービスを作ってきた人ほどハマり易い落とし穴だと思うんですが、自分たちをエッジ層として考えて、他のユーザーはフォロワーとして捉え、その人たち向けには自分たちが使っているサービスのエッセンスだけを簡易に使えるように実現したサービスを設計してしまうきらいがありますが、全体としてネットユーザーが増加するに従って、実際にはユーザー間にはリテラシーの高低ではなく、全く違う利用方法、コミュニケーション形態が生まれるようになってきている、と捉えるべきなのではないかと思っています。</p>
<p>自戒の念も込めて大胆に言ってしまえば、エッジにいると思っている人達は、そういうところから目を背けてしまっていることで、自分たちが実はエッジでもなんでもないただのマイノリティであることに気づかず、大きな商機を逃していることも多いんではないかと思います（胸を張って「儲からないけど好きでやっているからそれでいいんだ！」ということならそれはそれで構わないんですが&#8230;）。</p>
<p>この３年を考える上では、ユーザーの動向をその身近でつぶさに観察しつつ、新しいビジネスシステムを考えながら、将来的なインフラから端末まで環境変化を予想して事業を展開していかないといけない、という意味でとても大変な時代だと思うわけですが（例えば５年前のWeb2.0ブーム時は、インフラについては発展の方向が明確で、あまりその変化について真剣に考える必要はなかったわけです）、それだけに大きな変化を起こせるチャンスでもあり、今期が終わるまでもうちょっとここ３年の事業環境について思いを巡らしてみたいと思っています（またディスカッションに付き合って頂ける方、是非気軽にお声がけ頂けると嬉しいです）。</p>
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		<title>オンライン名刺管理・交換サービスShakehandsをリリースしました</title>
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		<pubDate>Thu, 16 Apr 2009 02:56:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mitarai</dc:creator>
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		<category><![CDATA[経営]]></category>

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		<description><![CDATA[　既にいくつかのメディアでは報じて頂きましたが、昨日「自分の名刺更新情報を相互にシェアすることで、名刺管理の手間を軽減する」サービス、Shakehands（http://shakehands.me/）のベータ版をリリースしました。日本技芸としては、Agile Media Networkに続き、2番目のプロジェクトとなります。 構想を社内で話して、担当が決まって以来7ヶ月、本当にローンチまで大変なプロジェクトでありました。普段弊社は受託でのコンサル・開発・制作サービスが中心なのですが、サービス開発に経験のある人からない人まで、自社のサービスをコツコツと作っていくというのは貴重な経験だったと思います。 受託サービスと自社サービスを作るときの姿勢や体制というのは本来全く違うものですが、どちらのノウハウもどちらの仕事にも生きてくるものですし、自社サービスの開発・運営経験があることでより今のネット環境・ビジネス環境に則したご提案をお客様にさせて頂けるということもあり（実際自分がそういうキャリアだった、というのもありますが）、質の高い受託サービスを追求し続ける一方、新しいサービスも継続的に作っていく、ということを今後も続けていきたいと思っています。 今回のシェイクハンズについては、昔から私自身が名刺管理に困っていて、「皆が皆、自分の名刺情報のアップデート情報を送ってくれたら楽なんだけどなあ。自分の名刺情報をアップデートするだけで、皆のフレッシュな名刺情報が管理出来れば社会全体から無駄な作業が減るのだけども」と思ったのがそもそものきっかけです。 毎年、夏や年末年始、人事などがあると大量の郵便物を送ることがあるのですが、このリストの管理がものすごく手間で、総務がいつも苦労していたのと、そのリストを元に郵便物を発送しても、1～2割は宛先不明で戻ってきてしまい、全部の経費を足すと大変なことになるなあ、と嘆息していたのでした。こういう問題は、このサービスで解決できるのではなかろうか、と思ったわけです。 ただ、上記のサービスを実現させるには、個人情報に対する一方的な恐怖感だけではなく、上手く付き合っていこうという意識が普及してこないと難しいなあと思っていたのですが、SNSの普及や、携帯電話の電話帳お預けサービスの普及を見て、今ならできるんじゃなかろうか？と思っていました。 そこで社内でそういう話を振ってみたところ、現在の担当が「ぜひやってみたい」という意志表明をしたこともあり、思い切って任せてやってもらった、というのが今のところです。いろいろと私も言いたくなってつい言ってしまうことはあるのですが、同時にスタッフの成長の場でもあると捉えているので、意見はすれども判断は任せる、というスタンスに慣れるよう（AMNでも相当この立場を自分で認識するのには苦労しましたが&#8230;）私も頑張りたいと思います。 まだサービスのリリースに不慣れで、本来もっとアピールした方がいい名刺代行入力サービスの近日開始告知がサイトトップになかったりとか、いろいろと足りないところもあるのですが、ぼちぼちそういったところも含めて巻きで進めていくことになると思います。 インターネットのサービスは、最初の一歩を作るところも大変なのですが、本当に能力が問われるのは、ユーザのニーズの中でも迅速に対応すべきものを様々な観点から早く判断し、矢継ぎ早にサービスをリデザインしていく部分にあると思っています。法人化して本当に独立するまで、技芸の経営陣は、そこをきっちり経験者として現チームにフィードバックしていきたいと思っています。良いサービスにしていきたいと思っていますので、皆さんご利用の程、よろしくお願いします。 最後に、こういう時期にサービスを始めると、「こんな大変な時期に」とか、「景気が悪いからどうにもならないよねえ」という声をよく聞きます。でも個人的には、景気が悪い時は、確かに大変なのだけど新しいことを始めるにはとてもチャンスで、儲かっている時には意識が向かわなかったものでも、経費削減のために真剣に新しいものの導入に検討してくれるお客さんが増える時期でもあります。 もっとぶっちゃけて言ってしまえば、人間が生きている限り不景気になろうがなんだろうが経済は動き続けるわけで、何かを消費するとか、利用するという行為自体が霧散してしまうわけではないです。そこで売れるもののトレンドが変わるだけの話で、そういう変化に迅速に追随し易いベンチャー、中小企業にとっては一方では好機でもあるでしょう。 そういう意味で、うちも確かに仕事は大変な時期ではあるのですが、ただ大変だ、と嘆息しているだけではなく、こういう時期だからこそこれまで眠っていたアイディアとか出来なかったことを、暇な時間を効率的に使ってしっかり形にして世に問うていきたいと思っています。 とはいえ、世間には優秀な企業が他にもいっぱいあるので（シェイクハンズは名刺管理というジャンルでいえば切り口は違うとはいえフォロワーですので）、担当グループには必死の思いで頑張ってもらって、総労働人口数に使って頂けるようなサービスに仕立てあげてもらいたいものです（笑）。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://shakehands.me/"><img src="http://huis.gr.jp/blog/wp-content/uploads/2009/04/logo_blue.gif" alt="Shakehandsロゴ" / align="left"/></a>　既にいくつかのメディアでは報じて頂きましたが、昨日「自分の名刺更新情報を相互にシェアすることで、名刺管理の手間を軽減する」サービス、Shakehands（<a href="http://shakehands.me/">http://shakehands.me/</a>）のベータ版をリリースしました。日本技芸としては、Agile Media Networkに続き、2番目のプロジェクトとなります。</p>
<p><span id="more-342"></span><br />
構想を社内で話して、担当が決まって以来7ヶ月、本当にローンチまで大変なプロジェクトでありました。普段弊社は受託でのコンサル・開発・制作サービスが中心なのですが、サービス開発に経験のある人からない人まで、自社のサービスをコツコツと作っていくというのは貴重な経験だったと思います。</p>
<p>受託サービスと自社サービスを作るときの姿勢や体制というのは本来全く違うものですが、どちらのノウハウもどちらの仕事にも生きてくるものですし、自社サービスの開発・運営経験があることでより今のネット環境・ビジネス環境に則したご提案をお客様にさせて頂けるということもあり（実際自分がそういうキャリアだった、というのもありますが）、質の高い受託サービスを追求し続ける一方、新しいサービスも継続的に作っていく、ということを今後も続けていきたいと思っています。</p>
<p>今回のシェイクハンズについては、昔から私自身が名刺管理に困っていて、「皆が皆、自分の名刺情報のアップデート情報を送ってくれたら楽なんだけどなあ。自分の名刺情報をアップデートするだけで、皆のフレッシュな名刺情報が管理出来れば社会全体から無駄な作業が減るのだけども」と思ったのがそもそものきっかけです。</p>
<p>毎年、夏や年末年始、人事などがあると大量の郵便物を送ることがあるのですが、このリストの管理がものすごく手間で、総務がいつも苦労していたのと、そのリストを元に郵便物を発送しても、1～2割は宛先不明で戻ってきてしまい、全部の経費を足すと大変なことになるなあ、と嘆息していたのでした。こういう問題は、このサービスで解決できるのではなかろうか、と思ったわけです。</p>
<p>ただ、上記のサービスを実現させるには、個人情報に対する一方的な恐怖感だけではなく、上手く付き合っていこうという意識が普及してこないと難しいなあと思っていたのですが、SNSの普及や、携帯電話の電話帳お預けサービスの普及を見て、今ならできるんじゃなかろうか？と思っていました。</p>
<p>そこで社内でそういう話を振ってみたところ、現在の担当が「ぜひやってみたい」という意志表明をしたこともあり、思い切って任せてやってもらった、というのが今のところです。いろいろと私も言いたくなってつい言ってしまうことはあるのですが、同時にスタッフの成長の場でもあると捉えているので、意見はすれども判断は任せる、というスタンスに慣れるよう（AMNでも相当この立場を自分で認識するのには苦労しましたが&#8230;）私も頑張りたいと思います。</p>
<p>まだサービスのリリースに不慣れで、本来もっとアピールした方がいい名刺代行入力サービスの近日開始告知がサイトトップになかったりとか、いろいろと足りないところもあるのですが、ぼちぼちそういったところも含めて巻きで進めていくことになると思います。</p>
<p>インターネットのサービスは、最初の一歩を作るところも大変なのですが、本当に能力が問われるのは、ユーザのニーズの中でも迅速に対応すべきものを様々な観点から早く判断し、矢継ぎ早にサービスをリデザインしていく部分にあると思っています。法人化して本当に独立するまで、技芸の経営陣は、そこをきっちり経験者として現チームにフィードバックしていきたいと思っています。良いサービスにしていきたいと思っていますので、皆さんご利用の程、よろしくお願いします。</p>
<p>最後に、こういう時期にサービスを始めると、「こんな大変な時期に」とか、「景気が悪いからどうにもならないよねえ」という声をよく聞きます。でも個人的には、景気が悪い時は、確かに大変なのだけど新しいことを始めるにはとてもチャンスで、儲かっている時には意識が向かわなかったものでも、経費削減のために真剣に新しいものの導入に検討してくれるお客さんが増える時期でもあります。</p>
<p>もっとぶっちゃけて言ってしまえば、人間が生きている限り不景気になろうがなんだろうが経済は動き続けるわけで、何かを消費するとか、利用するという行為自体が霧散してしまうわけではないです。そこで売れるもののトレンドが変わるだけの話で、そういう変化に迅速に追随し易いベンチャー、中小企業にとっては一方では好機でもあるでしょう。</p>
<p>そういう意味で、うちも確かに仕事は大変な時期ではあるのですが、ただ大変だ、と嘆息しているだけではなく、こういう時期だからこそこれまで眠っていたアイディアとか出来なかったことを、暇な時間を効率的に使ってしっかり形にして世に問うていきたいと思っています。</p>
<p>とはいえ、世間には優秀な企業が他にもいっぱいあるので（シェイクハンズは名刺管理というジャンルでいえば切り口は違うとはいえフォロワーですので）、担当グループには必死の思いで頑張ってもらって、総労働人口数に使って頂けるようなサービスに仕立てあげてもらいたいものです（笑）。</p>
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		<title>[2008年]今年もありがとうございました</title>
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		<pubDate>Mon, 29 Dec 2008 16:03:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mitarai</dc:creator>
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		<category><![CDATA[経営]]></category>

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		<description><![CDATA[実質は２６日が今年の終業日でしたが、今日オフィスに行ってみたら、今年のうちに終わらせておきたい仕事が終わっていない人、来年早々のサービス立ち上げに向けて少しでも歩を進めておこうというスタッフが全体の半分ぐらいいて、結局は２９日が最終日だな、と思っていました。それでも、お陰様で無事今年も１年仕事を終えることが出来ました。 これもひとえに、弊社に価値を見い出して下さるお客様の皆様、また随所でいろいろと助けて頂くパートナーの皆様、そして冒頭にもあるように、仕事への意欲を高く持ち、常にいい仕事をしよう、というスタッフの皆さんのおかげだと思っています。まずは皆様に感謝を申し上げたいと思います。 今年はスタッフもアルバイトなども合わせると３０名を超え、会社としては昨年とは異なる形で進んでいかないと、上手く仕事が回らなくなるフェーズに入っていました。私としてもいろいろとチャレンジのあった年で、パートナーの田近と共に社内のワークフローの整備など、基盤整備に取り組んできた１年でした。まだまだ十分とは言えませんが、世界同時不況に突入する前に、基礎的な投資をすることが出来たことは、来年以降のサービスと競争力の向上に大きく貢献してくるだろうと思っています。 弊社は先進性の高い仕事を提案しつつ、そのプロジェクトが失敗しないようにきっちり取り組むことを事業の柱としていますが、今年弊社の力が至らず、本当に申し訳なく思いつつ、いろいろとご迷惑をおかけしておりましたお客様にも、来年こそはより高い品質のサービスをご提供させて頂けるよう、常に仕事を見直しながら業務改善に取り組んでいます。特に来年は厳しい経営環境が予想されることもあり、お客様の事業も失敗が許されない中、先進的な事業やサイトの提案を、高い品質でかつコストパフォーマンス良く提案していけることが、会社の存続に関わってくるものとスタッフ一同考え、日々の業務に実践していく仕組みを作りつつあります。 今度の世界同時不況は循環的なものではなく、構造的なものだと私は考えていますが、その意味ではここを抜けたところには今とは異なる政治／経済環境が現出しており、これをいち早く捉えて、厳しい環境の中その環境に対応した新しい事業に取り組むことの出来るプレイヤーが次の１０年を作っていくのだろうと思っています。その意味では、投資にメリハリを付け、新しいところにも積極的に取り組んでいくことが来年の１つの課題になります。 今年も弊社スタッフを中心として、新しい領域に関しては、下記のような成果がありました： 第6回東京インタラクティブ・アド・アワードのバナー部門で、博報堂様/東北新社様/ノングリッド様と一緒に、大塚製薬様のキャンペーンで銅賞を受賞 弊社リサーチャーの濱野が、近年のフィールドワークをまとめた書籍「アーキテクチャの生態系」を出版 弊社スタッフの若藤が、環境省/総務省様主催のエコビジネスプラン　コンテスト「eco japan cup2008」で、カルチャー部門・エココミュニ　ケーションでグランプリを受賞 引き続き、スタッフが新しいプロジェクトに積極的に取り組むことの出来る環境を整備しつつ、その知見をお客様のプロジェクトにもいろいろとフィードバックさせて頂き、お客様にも喜んで頂けるような仕事をしていきます。 来年もこの流れを引き継ぎつつ、2007年にアジャイルメディア・ネットワークの設立に取り組んで以来、2008年は結局１つも形にすることの出来なかった自社プロジェクトを、２００９年はいろいろと形にします。昨年中盤から企画開発に取り組んできたサービスを、まずは来年の初頭にリリースしていく予定ですが、これに引き続いて、まだキューに溜まっているものを1〜2件、来年中に形にしていきたいと思っています。 個人的には、2011年以降の生活環境や市場環境についていろんな方々とディスカッションしていくことが大きな課題だと思っています。新しい事業を作っていく上で、特にサービスを利用される方の環境変化や、財務環境の変化はこの時期大きく影響する可能性が高いですが、これに対応するために、来年は私自身がより積極的に歩き回って、いろんな方から知見を頂き、考えるための基礎を作っていくことが大事だと思っています。旧知の方々にいろいろとご協力をお願いすることもあると思いますが、是非よろしくお願いします（特にこの辺で、勉強会をやっていきたいと思っています）。 ２００８年は会社内でも結婚・出産など、家族の増えたスタッフの多い１年でもありました。会社に関係があるのかどうかはよくわかりませんが（笑）、生活の基盤がしっかりと出来てくることは非常にいいことだと思っています（と同時に、経営者としては頑張らないと、と思うのですが（笑））。スタッフがモチベーション高く働くことが出来、それが会社の成長を促進して安定的な基盤を作り、それがスタッフの生活基盤の安定を生み出し、さらに仕事へのモチベーションが高くなるような仕組みづくりを大きな経営課題の一つとして取り組んでいきます。 今年の成果報告から来年の抱負まで、いろいろと詰め込み過ぎてちょっと収拾のつかないエントリーになってしまい、読んで頂いている方々には本当に申し訳ないのですが、最後に改めて２００８年のお礼と感謝の気持ちを自分に関わる皆さんに述べさせて頂きたいと思います。来年もまた、ワクワクするような新しい方々や新しいプロジェクトとの出会いが沢山あるように、今年以上により積極的に動き回っていきたいと思っています。来年も変わらず日本技芸をご愛顧のほど、よろしくお願いします！]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>実質は２６日が今年の終業日でしたが、今日オフィスに行ってみたら、今年のうちに終わらせておきたい仕事が終わっていない人、来年早々のサービス立ち上げに向けて少しでも歩を進めておこうというスタッフが全体の半分ぐらいいて、結局は２９日が最終日だな、と思っていました。それでも、お陰様で無事今年も１年仕事を終えることが出来ました。</p>
<p>これもひとえに、弊社に価値を見い出して下さるお客様の皆様、また随所でいろいろと助けて頂くパートナーの皆様、そして冒頭にもあるように、仕事への意欲を高く持ち、常にいい仕事をしよう、というスタッフの皆さんのおかげだと思っています。まずは皆様に感謝を申し上げたいと思います。<br />
<span id="more-321"></span><br />
今年はスタッフもアルバイトなども合わせると３０名を超え、会社としては昨年とは異なる形で進んでいかないと、上手く仕事が回らなくなるフェーズに入っていました。私としてもいろいろとチャレンジのあった年で、パートナーの田近と共に社内のワークフローの整備など、基盤整備に取り組んできた１年でした。まだまだ十分とは言えませんが、世界同時不況に突入する前に、基礎的な投資をすることが出来たことは、来年以降のサービスと競争力の向上に大きく貢献してくるだろうと思っています。</p>
<p>弊社は先進性の高い仕事を提案しつつ、そのプロジェクトが失敗しないようにきっちり取り組むことを事業の柱としていますが、今年弊社の力が至らず、本当に申し訳なく思いつつ、いろいろとご迷惑をおかけしておりましたお客様にも、来年こそはより高い品質のサービスをご提供させて頂けるよう、常に仕事を見直しながら業務改善に取り組んでいます。特に来年は厳しい経営環境が予想されることもあり、お客様の事業も失敗が許されない中、先進的な事業やサイトの提案を、高い品質でかつコストパフォーマンス良く提案していけることが、会社の存続に関わってくるものとスタッフ一同考え、日々の業務に実践していく仕組みを作りつつあります。</p>
<p>今度の世界同時不況は循環的なものではなく、構造的なものだと私は考えていますが、その意味ではここを抜けたところには今とは異なる政治／経済環境が現出しており、これをいち早く捉えて、厳しい環境の中その環境に対応した新しい事業に取り組むことの出来るプレイヤーが次の１０年を作っていくのだろうと思っています。その意味では、投資にメリハリを付け、新しいところにも積極的に取り組んでいくことが来年の１つの課題になります。</p>
<p>今年も弊社スタッフを中心として、新しい領域に関しては、下記のような成果がありました：</p>
<ul>
<li>第6回東京インタラクティブ・アド・アワードのバナー部門で、博報堂様/東北新社様/ノングリッド様と一緒に、<a href="http://gigei.jp/works/">大塚製薬様のキャンペーンで銅賞を受賞</a></li>
<li>弊社リサーチャーの濱野が、近年のフィールドワークをまとめた書籍「<a href="http://gigei.jp/business/research.html#book">アーキテクチャの生態系</a>」を出版</li>
<li>弊社スタッフの若藤が、環境省/総務省様主催のエコビジネスプラン　コンテスト「eco japan cup2008」で、<a href="http://www.eco-japan-cup.com/info/data/40_1.pdf ">カルチャー部門・エココミュニ　ケーションでグランプリを受賞</a></li>
</ul>
<p>引き続き、スタッフが新しいプロジェクトに積極的に取り組むことの出来る環境を整備しつつ、その知見をお客様のプロジェクトにもいろいろとフィードバックさせて頂き、お客様にも喜んで頂けるような仕事をしていきます。</p>
<p>来年もこの流れを引き継ぎつつ、2007年にアジャイルメディア・ネットワークの設立に取り組んで以来、2008年は結局１つも形にすることの出来なかった自社プロジェクトを、２００９年はいろいろと形にします。昨年中盤から企画開発に取り組んできたサービスを、まずは来年の初頭にリリースしていく予定ですが、これに引き続いて、まだキューに溜まっているものを1〜2件、来年中に形にしていきたいと思っています。</p>
<p>個人的には、2011年以降の生活環境や市場環境についていろんな方々とディスカッションしていくことが大きな課題だと思っています。新しい事業を作っていく上で、特にサービスを利用される方の環境変化や、財務環境の変化はこの時期大きく影響する可能性が高いですが、これに対応するために、来年は私自身がより積極的に歩き回って、いろんな方から知見を頂き、考えるための基礎を作っていくことが大事だと思っています。旧知の方々にいろいろとご協力をお願いすることもあると思いますが、是非よろしくお願いします（特にこの辺で、勉強会をやっていきたいと思っています）。</p>
<p>２００８年は会社内でも結婚・出産など、家族の増えたスタッフの多い１年でもありました。会社に関係があるのかどうかはよくわかりませんが（笑）、生活の基盤がしっかりと出来てくることは非常にいいことだと思っています（と同時に、経営者としては頑張らないと、と思うのですが（笑））。スタッフがモチベーション高く働くことが出来、それが会社の成長を促進して安定的な基盤を作り、それがスタッフの生活基盤の安定を生み出し、さらに仕事へのモチベーションが高くなるような仕組みづくりを大きな経営課題の一つとして取り組んでいきます。</p>
<p>今年の成果報告から来年の抱負まで、いろいろと詰め込み過ぎてちょっと収拾のつかないエントリーになってしまい、読んで頂いている方々には本当に申し訳ないのですが、最後に改めて２００８年のお礼と感謝の気持ちを自分に関わる皆さんに述べさせて頂きたいと思います。来年もまた、ワクワクするような新しい方々や新しいプロジェクトとの出会いが沢山あるように、今年以上により積極的に動き回っていきたいと思っています。来年も変わらず日本技芸をご愛顧のほど、よろしくお願いします！</p>
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		<title>[祝] GREE上場</title>
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		<pubDate>Sun, 16 Nov 2008 17:13:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mitarai</dc:creator>
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		<category><![CDATA[経営]]></category>

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		<description><![CDATA[もうかなり遅れてしまってのブログエントリーになってしまいましたが、GREEが上場するそうです。GREEの社長の田中さんや、副社長の山岸さん、その他社員の方も何人か見知った方がいらっしゃることもあり、いつも弊社移転のたびにお花を頂くこともありますが、本当におめでとうございます。 設立から約４年のスピード上場ですが、メチャクチャ収益性の高い事業を確立した上での上場ですし、これからも継続的に成長に期待の持てるところではないかと思います（GREEの事業詳細については、佐々木さんが詳しく書いていらっしゃるので、そちらをご参照のほど）。 GREEのスタートアップはmixiに比べて遅れていたこともあり、個人的には法人としてのスタートの遅れが事業的にはかなり痛手なのではないかと思っていましたが、最終的には表面上はSNSということで同じエリアに括られつつも、mixiとは異なるエリアに活路を見出して（ここを見いだすまでにいろいろと大変だった話をチラホラと聞いていたこともあったので、そこからの盛り返しは相当凄いことだと思っています）、しっかりと収益を生むことの出来る事業を開拓していったのは素晴らしいことだと思います。 結果的に今ではモバゲーに事業モデル的には近づきつつありますが、弊社スタッフ若藤君によると、コンテンツ面での工夫が随所に見られ、その辺でモバゲーには勝っているところもある、とのことなので、これからもより成長ペースを上げて伸びていくのではないかと思います（佐々木さんのブログにもありますが、既に今期の第一四半期の売上は、前期一期の売上の2/3程度の売上を上げている状況ですから、かなりのペースです）。 冒頭の創業役員のお二方は本当に優秀な方なので（私はCNET時代に山岸さんとは一緒に仕事していましたが、頭の回転の速さ／広さ、センス、またハードワークを厭わない姿勢に相当助けられました）、これからもこの新しい事業領域でいろいろと価値を創出して下さるのではないかと思います。私も負けないように頑張らねば、です。 市場の地合は非常に悪い状況ですが（そういう地合での上場をネガティブに見る向きもありますが、個人的には本当に上場後のことを考えれば、上場は市場の悪い時にすべきだと思います。その意味で、今回の上場は市場にもいい影響を与えてくれるのではないかと思っています）、その初値を見守りたいところですし、きっと良い船出になるのではないかと思います。 GREEの皆さん、本当に上場、おめでとうございます！]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>もうかなり遅れてしまってのブログエントリーになってしまいましたが、<a href="http://v.japan.cnet.com/news/article/story/0,2000067548,20383610,00.htm">GREEが上場するそうです</a>。GREEの社長の田中さんや、副社長の山岸さん、その他社員の方も何人か見知った方がいらっしゃることもあり、いつも弊社移転のたびにお花を頂くこともありますが、本当におめでとうございます。<br />
<span id="more-320"></span><br />
設立から約４年のスピード上場ですが、メチャクチャ収益性の高い事業を確立した上での上場ですし、これからも継続的に成長に期待の持てるところではないかと思います（GREEの事業詳細については、佐々木さんが詳しく書いていらっしゃるので、<a href="http://d.hatena.ne.jp/yuichisasaki/20081116/1226798559">そちら</a>をご参照のほど）。</p>
<p>GREEのスタートアップはmixiに比べて遅れていたこともあり、個人的には法人としてのスタートの遅れが事業的にはかなり痛手なのではないかと思っていましたが、最終的には表面上はSNSということで同じエリアに括られつつも、mixiとは異なるエリアに活路を見出して（ここを見いだすまでにいろいろと大変だった話をチラホラと聞いていたこともあったので、そこからの盛り返しは相当凄いことだと思っています）、しっかりと収益を生むことの出来る事業を開拓していったのは素晴らしいことだと思います。</p>
<p>結果的に今ではモバゲーに事業モデル的には近づきつつありますが、弊社スタッフ若藤君によると、コンテンツ面での工夫が随所に見られ、その辺でモバゲーには勝っているところもある、とのことなので、これからもより成長ペースを上げて伸びていくのではないかと思います（佐々木さんのブログにもありますが、既に今期の第一四半期の売上は、前期一期の売上の2/3程度の売上を上げている状況ですから、かなりのペースです）。</p>
<p>冒頭の創業役員のお二方は本当に優秀な方なので（私はCNET時代に山岸さんとは一緒に仕事していましたが、頭の回転の速さ／広さ、センス、またハードワークを厭わない姿勢に相当助けられました）、これからもこの新しい事業領域でいろいろと価値を創出して下さるのではないかと思います。私も負けないように頑張らねば、です。</p>
<p>市場の地合は非常に悪い状況ですが（そういう地合での上場をネガティブに見る向きもありますが、個人的には本当に上場後のことを考えれば、上場は市場の悪い時にすべきだと思います。その意味で、今回の上場は市場にもいい影響を与えてくれるのではないかと思っています）、その初値を見守りたいところですし、きっと良い船出になるのではないかと思います。</p>
<p>GREEの皆さん、本当に上場、おめでとうございます！</p>
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		<title>学生プロジェクト(仮称)・メンバー募集のお知らせ</title>
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		<pubDate>Mon, 20 Oct 2008 16:29:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mitarai</dc:creator>
				<category><![CDATA[Internet]]></category>
		<category><![CDATA[最近どうよ？]]></category>
		<category><![CDATA[経営]]></category>

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		<description><![CDATA[ログを見ている限り、あまり多くの学生の方に見て頂いている訳ではないこのブログではあるのですが、手始めということではいいのではないかと思いまして、まずは自分のブログに投稿させて頂きました。 おかげさまでこの不況の中、弊社（日本技芸）の事業自体はそこそこ順調に推移していることもあり、最近は私としては人材の育成、特に若い人の育成に特に興味を持ち始めています（以前からもちろんここに興味はあったのですが、そういうことを考えて、実行に移すだけの会社としての体力も出てきた、ということです）。 実際、弊社のスタッフには学生の頃から（中には卒業しないままバリバリやっている人もちらほらいるのですが&#8230;）そのまま正社員化して、３年も立たないうちに主力の社員としてやっている人も多く、そういうスタッフが年が上の社員にとっていい刺激にもなり、会社全体が活性化しているところが多々あります。 また会社としても立ち上がって５年目を迎えようというところで、様々な新しいプロジェクトを立ち上げるための仕組みが出来つつあることもあります。そこで、こうした枠組みを活用しながら若い人にプロジェクトにチャレンジしてもらいながら、合わせて弊社なりのイノベーションの仕組みやものを作る上での仕事の進め方などを育成出来ないかと思いまして、今回表題のプロジェクトを私の直轄で始めようと思った次第です。 先日この話を現在イギリスで仕事をされているTYO-IDの岸本さんにお話ししたところ、「そう言えば自分もApple（だったかな？）の学生プロジェクトでいろいろとやらせてもらったんだよなあ、やってみれば？」と応援のメッセージを頂いたので（しかもそのプロジェクトで出てきた優秀な方を私もたくさん知っていたので）、うーんじゃあやってみようかとまずは告知から始めてみました。 このプロジェクトは、つまりどういうことかというと、弊社の中では日々様々なネットを活用したサービスに関するアイディアが積み上げられているのですが、軽いものから重いものまで、なかなかリソースやスケジュール上の問題から取り組めないまま放置されているものがかなりあります。 こうしたアイディアについて、やる気のある学生さんを募集して、調査や企画、技術、制作面で弊社スタッフのサポートを必要に応じて受けてもらいながら、学生だけでプロジェクトの目標とされているものを実現してもらおう、その過程でものを作る上での仕事の進め方を体験して、感じ取ってもらおう、というのがこのプロジェクトの趣旨です。 IPAに未踏プロジェクトという、まだ開拓されていない基礎領域のアイディアを掘り出すような有名なプロジェクトがありますが、そういったものを目指すのではなく、どちらかというと日々の生活の中で「これがあったら便利なんだけどなあ」というぐらいのものをテーマにしたいと思っています。 なるべく作る前から事業化していくことを想定しつつ、プロダクトの調査企画から、作って利用するところまで、全てのプロセスを実地で体験するような内容にしていく予定です。また、本プロジェクトは私がその進行について直接、定期的にチェックさせて頂く予定です（技術担当取締役に「社長の新しいもの作りたいストレス発散プロジェクト」と言われる所以でもあるのですが&#8230;）。もちろん、「アイディアを持ち込んで一緒にやりたい」というようなものも大歓迎です。 弊社の学生アルバイトやインターンの指導モチベーションは、もちろんアルバイトの過程で仕事の楽しさや進め方を知ってもらい、弊社に入ってもらえれば何よりではあるのですが、それよりも弊社的な仕事の進め方をわかってくれる人が世の中のいろんなところに散らばって、協力して良いもの作りを出来る環境が広がることそのものにあります。そんなこともあり、気軽に応募してもらえると嬉しいところです。 学生プロジェクト第１弾として、手始めに私が持っている「使い易いファイルサーバを作るプロジェクト」をアップしましたので、興味のある方はプロジェクト要件を（本当に恥ずかしいほど）ざっくりとまとめたPDFファイルをご覧の上、mitaraiあっとgmailどっとcomまで、履歴書とこのプロジェクトでやってみたいことをまとめて頂いた上で、メールにてご応募頂ければと思います。 このプロジェクトに関するご質問やご応募、楽しみにお待ちしています。 ＃ベンチャー企業（弊社は中小企業ですが&#8230;）ではこのような取り組みを結構やっているみたいですが、取締役会で橋本さんと話していたら、「インターンでもないし、こういう取り組みに携わる人について何か別の名称を考えた方がいいよね」というようなコメントを頂いて、何かいい名称を考えないとなあと思っていますので、こちらのアイディアももし何かありましたら是非。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ログを見ている限り、あまり多くの学生の方に見て頂いている訳ではないこのブログではあるのですが、手始めということではいいのではないかと思いまして、まずは自分のブログに投稿させて頂きました。</p>
<p>おかげさまでこの不況の中、弊社（<a href="http://gigei.jp/">日本技芸</a>）の事業自体はそこそこ順調に推移していることもあり、最近は私としては人材の育成、特に若い人の育成に特に興味を持ち始めています（以前からもちろんここに興味はあったのですが、そういうことを考えて、実行に移すだけの会社としての体力も出てきた、ということです）。</p>
<p>実際、弊社のスタッフには学生の頃から（中には卒業しないままバリバリやっている人もちらほらいるのですが&#8230;）そのまま正社員化して、３年も立たないうちに主力の社員としてやっている人も多く、そういうスタッフが年が上の社員にとっていい刺激にもなり、会社全体が活性化しているところが多々あります。</p>
<p>また会社としても立ち上がって５年目を迎えようというところで、様々な新しいプロジェクトを立ち上げるための仕組みが出来つつあることもあります。そこで、こうした枠組みを活用しながら若い人にプロジェクトにチャレンジしてもらいながら、合わせて弊社なりのイノベーションの仕組みやものを作る上での仕事の進め方などを育成出来ないかと思いまして、今回表題のプロジェクトを私の直轄で始めようと思った次第です。</p>
<p>先日この話を現在イギリスで仕事をされているTYO-IDの岸本さんにお話ししたところ、「そう言えば自分もApple（だったかな？）の学生プロジェクトでいろいろとやらせてもらったんだよなあ、やってみれば？」と応援のメッセージを頂いたので（しかもそのプロジェクトで出てきた優秀な方を私もたくさん知っていたので）、うーんじゃあやってみようかとまずは告知から始めてみました。<br />
<span id="more-318"></span></p>
<p>このプロジェクトは、つまりどういうことかというと、弊社の中では日々様々なネットを活用したサービスに関するアイディアが積み上げられているのですが、軽いものから重いものまで、なかなかリソースやスケジュール上の問題から取り組めないまま放置されているものがかなりあります。</p>
<p>こうしたアイディアについて、やる気のある学生さんを募集して、調査や企画、技術、制作面で弊社スタッフのサポートを必要に応じて受けてもらいながら、学生だけでプロジェクトの目標とされているものを実現してもらおう、その過程でものを作る上での仕事の進め方を体験して、感じ取ってもらおう、というのがこのプロジェクトの趣旨です。</p>
<p>IPAに未踏プロジェクトという、まだ開拓されていない基礎領域のアイディアを掘り出すような有名なプロジェクトがありますが、そういったものを目指すのではなく、どちらかというと日々の生活の中で「これがあったら便利なんだけどなあ」というぐらいのものをテーマにしたいと思っています。</p>
<p>なるべく作る前から事業化していくことを想定しつつ、プロダクトの調査企画から、作って利用するところまで、全てのプロセスを実地で体験するような内容にしていく予定です。また、本プロジェクトは私がその進行について直接、定期的にチェックさせて頂く予定です（技術担当取締役に「社長の新しいもの作りたいストレス発散プロジェクト」と言われる所以でもあるのですが&#8230;）。もちろん、「アイディアを持ち込んで一緒にやりたい」というようなものも大歓迎です。</p>
<p>弊社の学生アルバイトやインターンの指導モチベーションは、もちろんアルバイトの過程で仕事の楽しさや進め方を知ってもらい、弊社に入ってもらえれば何よりではあるのですが、それよりも弊社的な仕事の進め方をわかってくれる人が世の中のいろんなところに散らばって、協力して良いもの作りを出来る環境が広がることそのものにあります。そんなこともあり、気軽に応募してもらえると嬉しいところです。</p>
<p>学生プロジェクト第１弾として、手始めに私が持っている「使い易いファイルサーバを作るプロジェクト」をアップしましたので、興味のある方はプロジェクト要件を（本当に恥ずかしいほど）ざっくりとまとめた<a href='http://huis.gr.jp/blog/wp-content/uploads/2008/10/sproject0001.pdf' title='学生プロジェクト（仮称）0001'>PDFファイル</a>をご覧の上、mitaraiあっとgmailどっとcomまで、履歴書とこのプロジェクトでやってみたいことをまとめて頂いた上で、メールにてご応募頂ければと思います。</p>
<p>このプロジェクトに関するご質問やご応募、楽しみにお待ちしています。</p>
<p>＃ベンチャー企業（弊社は中小企業ですが&#8230;）ではこのような取り組みを結構やっているみたいですが、取締役会で橋本さんと話していたら、「インターンでもないし、こういう取り組みに携わる人について何か別の名称を考えた方がいいよね」というようなコメントを頂いて、何かいい名称を考えないとなあと思っていますので、こちらのアイディアももし何かありましたら是非。</p>
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		<title>久々の中国</title>
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		<pubDate>Sun, 15 Jun 2008 15:51:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mitarai</dc:creator>
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		<category><![CDATA[社会]]></category>
		<category><![CDATA[経営]]></category>
		<category><![CDATA[経済・産業]]></category>

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		<description><![CDATA[相変わらずバタバタが続いていて、ブログのエントリーもまた１ヶ月ぐらい空いてしまったのですが、その間にも中国の地震やフィルタリング関連法の話、また著作権法改正に向けての動きに関していろいろと伺ったり、秋葉原の痛ましい事件（私も以前秋葉原で働いていた身として、犠牲者の方には心よりお悔やみ申し上げます。）、岩手宮城内陸地震など、いろんなことがありました。 どこまで自分の見て、感じたことをフォローしていけるのか全然目処がたたないのですが、事象として繋がっているものもあり、追々キチンとまとめていきたいと思っています。まずは記憶が風化してしまう前に、前回の中国出張について思うところを書ければと思います。 そもそも中国に興味を持ったのは、CNETの日本法人のGMを務めていた頃でした。市場の開放政策が始まってしばらく経った当時、日本でも中国経済の可能性が大きく喧伝され始めており、個人的にも中国経済の将来に強い興味を持っていました。 そんな折、日本企業が中国に進出し始めていたこともあり、また具体的に日本のメディアの中国展開の案件もあったため、上海、北京に出張したのが最初の訪中でした。当時の出張の詳細は前のブログエントリーにあるので、そちらを参考にして頂きたいと思いますが、とにかく市場の急速かつとても大きな規模での発展とまだまだこれから伸びていくことを感じさせる活気を実感して帰ってきました。特に、若い人はどんどん行ってもらいたいなあと思っていたものです。 その時以来、自分でまた事業を始めることがあれば是非中国で事業を立ち上げたい、と思っていて、その機会を実に4年以上も窺ってきていたのですが、実に新しい会社を立ち上げて３年ちょいで、漸くそうした機会に恵まれることになりました。とりあえずは駐在所から、ということになりますが、日本よりも大きな市場で弊社が目指すところのサービスを提供していくための橋頭堡をまずは築くことが出来そうです。 今年４月の出張はそうした駐在所を開設する上での下見と、進出後に何らかの形でお世話になると思われる会社の皆様にご挨拶、といった目的だったのでしたが、様々な成果を得ることが出来ました。特に実際に駐在員になる予定のS君には刺激が大きかったらしく、目覚ましい発展ぶりに心から驚いていた様子でした。 私はと言えば、正直前回訪れた時よりも驚きは小さかったのですが（前回訪れた時から外見はそんなに変わった様子はなかったので）、初めて上海で空港からリニアモーターカーや、前回よりも恐らく路線が拡充していた地下鉄に乗ったりと、堅実なインフラの発展を実感することが出来ました。またS君も道々言っていたのですが、日本との物価の差が縮まっていることもよくわかりました。 ただ、現地に駐在していらっしゃる日本企業の方々と話してみると、やはり景気後退の影は少し見え始めているようで、オリンピックを前に、去年末から不動産価格が下落に転じたり、ということはあるようです。 とはいえ、携帯電話の普及台数は約6億台、インターネット利用者数も約2億人と言われており、利用者規模だけで言えば既に日本を抜いてしまっており、しかもまだ伸びるポテンシャルがあることを考えると、長期的な視座でマクロな経済発展を考慮すれば、事業を展開しないという判断はないと思っています。 今回の訪中で実感しましたが、日本の企業で中国から事業を撤退するところも少なくないようです。例えば携帯電話は、2003年に訪中した際にはパナソニックとNECブランドがそれなりに展開していたのですが、今回はその両者とも見かけることはありませんでした。また、日本に帰ってきてからいろんなところに話を聞いていくと、「中国に行っても儲からないから」という一言で片付けられてしまうことも多かった気がします。 もちろん合理的な事業判断は随所であるべきだとは思いますが、進出する前から全てのリスクを怖がっていても仕方がないですし、何よりも将来日本よりも大きな市場が出来る可能性が高いのに、短期的に利益が出ないから、といって事業を始めないのは、長期的に見ると自らを厳しいところに追い込んでしまうことなのではないかと考えています。 事業を成り立たせるには時間がかかります。しかも言語も違う、文化も違う国において事業を創ることは日本におけるそれよりももっと大変でしょう。現地の方々との信頼関係を築くのにも根気が必要だと思います。苦しいところにあっても退かず、中国にも根を張ることの出来るように、駐在予定のS君には頑張ってほしいですし、私も折にふれて（出来れば四半期に１回、最低でも半年に１回は）訪中したいと思っています。 余談ですが、現地で、また日本に帰ってきてから気になる話がありました。金融関係の方で、今は第一線からは引退された方とお話をさせて頂いていた時のこと、最近は商社に入った人ですら、海外転勤を命ぜられると会社を辞めてしまうケースというのが後を絶たないそうです。 他の商社の方にも同じ話を聞いたのですが、やはり同じようなことを仰っていました。また、訪中の際にも現地に駐在されている方と話していたのですが、中国に後任を希望する人がおらず、駐在が長期化することを嘆いていらっしゃる方もおりました。 前の訪中の際のエントリーにも書いたのですが、日本の現状は、食料自給率の観点から、また産業構造からしても海外とのコミュニケーションなしには生きていけません。他方、日本は経済的に厳しい状況となりつつある中、労働問題が取りざたされることも多くなりました。またその一方で、日本に資本を投入する外資を必死にブロックする様子も見られます。これまでの企業の海外展開がひと段落して、現地法人化を進められた結果かもしれませんが、海外駐在員は減りつつある、という話も以前噂で聞きました。 そんな中、どうしてもっと海外に出て行こうという雰囲気が盛り上がらないのか、そういうところに着目すべきなのではないかと近頃強く思っています。周辺のベンチャー企業の中にはメチャクチャな日本の新興市場や、マスメディアのミスリーディングにより、変な方向で火を焚き付けられた一般の人の声に押されてヒステリックな空気の中で出来た意味の乏しい規制により、自由度の下がった市場に見切りをつけ、海外に出て行くところも増えつつあります。 そういった企業が海外の厳しい市場競争環境で鍛えられて、改めて日本で中身のある話が出来るようになればいいと思っていますが、弊社もそうしたところに少しでも近づけるよう、実際は小さくても、会社に取っては大きな第一歩を踏み出したいと思っています。 私の父も、私が小さかった頃に船会社の海外駐在員としてナイジェリアにいましたが、当時は今よりももっと厳しい事業環境であったにも関わらず、額に汗水垂らして必死に海外での市場を他の会社の方々や、大使館の方々と協力し合って開拓していました。そうした努力が日本の経済発展を支えていたことを、身近にいたものとして忘れてはいけないと思っています。 中国にとどまらず、弊社は海外での事業展開を、日本での事業展開と合わせてこれからも拡大していきたいと考えていますので、同じような問題意識を持っていたり、より大きな海外の市場で活躍してみたい若い人がいましたら、積極的に入社のご応募を頂ければと思います。商社のような規模の仕事は難しいかもしれませんが、１から現地に根付いた仕事を創っていく中で、海外から日本を改めて考えるという意味では、勝手ながら格好の機会ではないかと思います:-)]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>相変わらずバタバタが続いていて、ブログのエントリーもまた１ヶ月ぐらい空いてしまったのですが、その間にも中国の地震やフィルタリング関連法の話、また著作権法改正に向けての動きに関していろいろと伺ったり、秋葉原の痛ましい事件（私も以前秋葉原で働いていた身として、犠牲者の方には心よりお悔やみ申し上げます。）、岩手宮城内陸地震など、いろんなことがありました。</p>
<p>どこまで自分の見て、感じたことをフォローしていけるのか全然目処がたたないのですが、事象として繋がっているものもあり、追々キチンとまとめていきたいと思っています。まずは記憶が風化してしまう前に、前回の中国出張について思うところを書ければと思います。<br />
<span id="more-302"></span></p>
<p>そもそも中国に興味を持ったのは、CNETの日本法人のGMを務めていた頃でした。市場の開放政策が始まってしばらく経った当時、日本でも中国経済の可能性が大きく喧伝され始めており、個人的にも中国経済の将来に強い興味を持っていました。</p>
<p>そんな折、日本企業が中国に進出し始めていたこともあり、また具体的に日本のメディアの中国展開の案件もあったため、上海、北京に出張したのが最初の訪中でした。当時の出張の詳細は前のブログエントリーにあるので、そちらを参考にして頂きたいと思いますが、とにかく市場の急速かつとても大きな規模での発展とまだまだこれから伸びていくことを感じさせる活気を実感して帰ってきました。特に、若い人はどんどん行ってもらいたいなあと思っていたものです。</p>
<p>その時以来、自分でまた事業を始めることがあれば是非中国で事業を立ち上げたい、と思っていて、その機会を実に4年以上も窺ってきていたのですが、実に新しい会社を立ち上げて３年ちょいで、漸くそうした機会に恵まれることになりました。とりあえずは駐在所から、ということになりますが、日本よりも大きな市場で弊社が目指すところのサービスを提供していくための橋頭堡をまずは築くことが出来そうです。</p>
<p>今年４月の出張はそうした駐在所を開設する上での下見と、進出後に何らかの形でお世話になると思われる会社の皆様にご挨拶、といった目的だったのでしたが、様々な成果を得ることが出来ました。特に実際に駐在員になる予定のS君には刺激が大きかったらしく、目覚ましい発展ぶりに心から驚いていた様子でした。</p>
<p>私はと言えば、正直<a href="http://www.huis.gr.jp/archives/120">前回訪れた時</a>よりも驚きは小さかったのですが（前回訪れた時から外見はそんなに変わった様子はなかったので）、初めて上海で空港からリニアモーターカーや、前回よりも恐らく路線が拡充していた地下鉄に乗ったりと、堅実なインフラの発展を実感することが出来ました。またS君も道々言っていたのですが、日本との物価の差が縮まっていることもよくわかりました。</p>
<p>ただ、現地に駐在していらっしゃる日本企業の方々と話してみると、やはり景気後退の影は少し見え始めているようで、オリンピックを前に、去年末から不動産価格が下落に転じたり、ということはあるようです。</p>
<p>とはいえ、携帯電話の普及台数は約6億台、インターネット利用者数も約2億人と言われており、利用者規模だけで言えば既に日本を抜いてしまっており、しかもまだ伸びるポテンシャルがあることを考えると、長期的な視座でマクロな経済発展を考慮すれば、事業を展開しないという判断はないと思っています。</p>
<p>今回の訪中で実感しましたが、日本の企業で中国から事業を撤退するところも少なくないようです。例えば携帯電話は、2003年に訪中した際にはパナソニックとNECブランドがそれなりに展開していたのですが、今回はその両者とも見かけることはありませんでした。また、日本に帰ってきてからいろんなところに話を聞いていくと、「中国に行っても儲からないから」という一言で片付けられてしまうことも多かった気がします。</p>
<p>もちろん合理的な事業判断は随所であるべきだとは思いますが、進出する前から全てのリスクを怖がっていても仕方がないですし、何よりも将来日本よりも大きな市場が出来る可能性が高いのに、短期的に利益が出ないから、といって事業を始めないのは、長期的に見ると自らを厳しいところに追い込んでしまうことなのではないかと考えています。</p>
<p>事業を成り立たせるには時間がかかります。しかも言語も違う、文化も違う国において事業を創ることは日本におけるそれよりももっと大変でしょう。現地の方々との信頼関係を築くのにも根気が必要だと思います。苦しいところにあっても退かず、中国にも根を張ることの出来るように、駐在予定のS君には頑張ってほしいですし、私も折にふれて（出来れば四半期に１回、最低でも半年に１回は）訪中したいと思っています。</p>
<p>余談ですが、現地で、また日本に帰ってきてから気になる話がありました。金融関係の方で、今は第一線からは引退された方とお話をさせて頂いていた時のこと、最近は商社に入った人ですら、海外転勤を命ぜられると会社を辞めてしまうケースというのが後を絶たないそうです。</p>
<p>他の商社の方にも同じ話を聞いたのですが、やはり同じようなことを仰っていました。また、訪中の際にも現地に駐在されている方と話していたのですが、中国に後任を希望する人がおらず、駐在が長期化することを嘆いていらっしゃる方もおりました。</p>
<p>前の訪中の際のエントリーにも書いたのですが、日本の現状は、食料自給率の観点から、また産業構造からしても海外とのコミュニケーションなしには生きていけません。他方、日本は経済的に厳しい状況となりつつある中、労働問題が取りざたされることも多くなりました。またその一方で、日本に資本を投入する外資を必死にブロックする様子も見られます。これまでの企業の海外展開がひと段落して、現地法人化を進められた結果かもしれませんが、海外駐在員は減りつつある、という話も以前噂で聞きました。</p>
<p>そんな中、どうしてもっと海外に出て行こうという雰囲気が盛り上がらないのか、そういうところに着目すべきなのではないかと近頃強く思っています。周辺のベンチャー企業の中にはメチャクチャな日本の新興市場や、マスメディアのミスリーディングにより、変な方向で火を焚き付けられた一般の人の声に押されてヒステリックな空気の中で出来た意味の乏しい規制により、自由度の下がった市場に見切りをつけ、海外に出て行くところも増えつつあります。</p>
<p>そういった企業が海外の厳しい市場競争環境で鍛えられて、改めて日本で中身のある話が出来るようになればいいと思っていますが、弊社もそうしたところに少しでも近づけるよう、実際は小さくても、会社に取っては大きな第一歩を踏み出したいと思っています。</p>
<p>私の父も、私が小さかった頃に船会社の海外駐在員としてナイジェリアにいましたが、当時は今よりももっと厳しい事業環境であったにも関わらず、額に汗水垂らして必死に海外での市場を他の会社の方々や、大使館の方々と協力し合って開拓していました。そうした努力が日本の経済発展を支えていたことを、身近にいたものとして忘れてはいけないと思っています。</p>
<p>中国にとどまらず、弊社は海外での事業展開を、日本での事業展開と合わせてこれからも拡大していきたいと考えていますので、同じような問題意識を持っていたり、より大きな海外の市場で活躍してみたい若い人がいましたら、積極的に<a href="http://gigei.jp/html/recruit/about_recruit.html">入社のご応募を頂ければ</a>と思います。商社のような規模の仕事は難しいかもしれませんが、１から現地に根付いた仕事を創っていく中で、海外から日本を改めて考えるという意味では、勝手ながら格好の機会ではないかと思います:-)</p>
]]></content:encoded>
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		<title>CBSによるCNETの買収・追記</title>
		<link>http://www.huis.gr.jp/archives/306</link>
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		<pubDate>Tue, 27 May 2008 22:33:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>mitarai</dc:creator>
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		<description><![CDATA[その後表題の件についてコメントが遅れていたのですが、漸くアメリカでも関連するニュースやコメントが出揃って来たので、その辺も含めて私も自分の考えているところの整理をする意味で、コメントをまとめてみようと思います。 今回の買収劇については、良い反応の方が比較的に多いのではないかと思います。良い反応はNYTimesのAllAbout買収になぞらえて、ネットメディア企業の買収が、既存のメディア企業のコンテンツのオープン化とその事業化を促進する、という意見や、その買収額（1.8B$、約1,800億円）に対する評価で、悪い反応はCNET上場時のネットメディアが既存メディアを圧倒するといった期待を裏切った、というような比較的に感傷的な評価なのではないかと思います。 個人的には、CNETの今回の買収が意味するものは、コンテンツプロダクション型ネットメディアの限界、ということではないかと思っています。コンテンツプロダクション型メディア企業の事業構造から、将来的な単独での事業成長を予想するなら、今回の買収劇は良いものとして捉えられるべきでしょう。同事業領域における市場の大きな成長を望みにくいのであれば（市場自体が成長均衡にあるのなら）、企業統合による規模拡大と市場シェア拡大は望ましいものだと。 CNETはNews.comに代表されるニュースコンテンツを主軸とした印象が表向き強い企業ではありますが、その根幹はプロダクトレビューや価格比較サイトから始まっているコンテンツデータベース事業であり、現在でもMP3.comなど、そういった遺伝子が生きたサービスはいろいろとあります（mySimonやTV.comとか）。最近では以前に買収したWebShotを売却するなど、代表が変わってから整理のための動きはありましたが、底流の部分では変わっていないのだと思います。 一方、CBSもTVが主軸ではありますが、近年ではCBS Interactiveを中心に、Last.fmをはじめとした買収を通じて、ネット事業の拡大を目指しているようです。 コンテンツプロダクション型メディア（ネットだけではなく、既存のメディアも含めて）の市場価値は、これから爆発的に広がることは期待できないでしょうが、今回の買収による整理統合で同マーケットでのポジションを確固たるものにした上で、CNETのDNAというか、インターネットメディア企業としてのアイデンティティが活かされた新しい側面を新たに作っていってほしいと思っています。でないと、既存企業のネットメディアでの活路は閉ざされてしまうでしょう。 FacebookやGoogleという、既存のメディア企業とは完全にコンセプトの異なる事業モデルで急拡大を遂げる企業が乱立する中で、既存メディア企業が生き残りを考えていくための判断として、今回のCBSのケースは評価されるべきものでしょう。かなり前に退職してしまっていることもあり、私が書けることもあまりないのですが、基本的には今回の買収劇についてこのように捉えています。 日本でも新興市場におけるネット企業の評価の低さに目を付けて、積極的にこうした事業統合を仕掛けていく既存のメディア企業があってしかるべきではないかと思いますが、何で日本ではこういうことが起きないんですかね？（と白々しく書いてみました）]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>その後表題の件についてコメントが遅れていたのですが、漸くアメリカでも関連するニュースやコメントが出揃って来たので、その辺も含めて私も自分の考えているところの整理をする意味で、コメントをまとめてみようと思います。</p>
<p><span id="more-306"></span></p>
<p>今回の買収劇については、良い反応の方が比較的に多いのではないかと思います。良い反応はNYTimesのAllAbout買収になぞらえて、ネットメディア企業の買収が、既存のメディア企業のコンテンツのオープン化とその事業化を促進する、という意見や、その買収額（1.8B$、約1,800億円）に対する評価で、悪い反応はCNET上場時のネットメディアが既存メディアを圧倒するといった期待を裏切った、というような比較的に感傷的な評価なのではないかと思います。</p>
<p>個人的には、CNETの今回の買収が意味するものは、コンテンツプロダクション型ネットメディアの限界、ということではないかと思っています。コンテンツプロダクション型メディア企業の事業構造から、将来的な単独での事業成長を予想するなら、今回の買収劇は良いものとして捉えられるべきでしょう。同事業領域における市場の大きな成長を望みにくいのであれば（市場自体が成長均衡にあるのなら）、企業統合による規模拡大と市場シェア拡大は望ましいものだと。</p>
<p>CNETはNews.comに代表されるニュースコンテンツを主軸とした印象が表向き強い企業ではありますが、その根幹はプロダクトレビューや価格比較サイトから始まっているコンテンツデータベース事業であり、現在でもMP3.comなど、そういった遺伝子が生きたサービスはいろいろとあります（mySimonやTV.comとか）。最近では以前に買収したWebShotを売却するなど、代表が変わってから整理のための動きはありましたが、底流の部分では変わっていないのだと思います。</p>
<p>一方、CBSもTVが主軸ではありますが、近年ではCBS Interactiveを中心に、Last.fmをはじめとした買収を通じて、ネット事業の拡大を目指しているようです。</p>
<p>コンテンツプロダクション型メディア（ネットだけではなく、既存のメディアも含めて）の市場価値は、これから爆発的に広がることは期待できないでしょうが、今回の買収による整理統合で同マーケットでのポジションを確固たるものにした上で、CNETのDNAというか、インターネットメディア企業としてのアイデンティティが活かされた新しい側面を新たに作っていってほしいと思っています。でないと、既存企業のネットメディアでの活路は閉ざされてしまうでしょう。</p>
<p>FacebookやGoogleという、既存のメディア企業とは完全にコンセプトの異なる事業モデルで急拡大を遂げる企業が乱立する中で、既存メディア企業が生き残りを考えていくための判断として、今回のCBSのケースは評価されるべきものでしょう。かなり前に退職してしまっていることもあり、私が書けることもあまりないのですが、基本的には今回の買収劇についてこのように捉えています。</p>
<p>日本でも新興市場におけるネット企業の評価の低さに目を付けて、積極的にこうした事業統合を仕掛けていく既存のメディア企業があってしかるべきではないかと思いますが、何で日本ではこういうことが起きないんですかね？（と白々しく書いてみました）</p>
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