既に佐々木先生にはエントリーして頂いていますが、先日東京経済大学の佐々木先生の授業にて講義をさせて頂きました(こんな風に書いて頂いて、ありがとうございます!もうこっちは赤面してばかりでしたが…)。テーマに関して事前にそんなに相談を重ねさせて頂いていたわけではなかったのですが、実は私は社会人向けの講演の経験ばかりで、自分と10歳以上も離れた学生さん向けに何かを語ることはなかったので、ちょっと不安ではあったのでした。
東京経済大学はなんとなく縁のある大学なのですが、それはともかく、事前に佐々木さんからご連絡頂いていたように2限目の講義に合わせて10時ちょっと過ぎにお邪魔すると、キャンパスには学生さんがいっぱいで、思わず自分の大学生の頃をほのぼのと思い出したりしていました。
ご案内頂いて2限目前の教室に向かうと、実は1限目がGREEの方(荒木さん)の講演だったこともあり、学生さんが早速GREEのIDを求めて荒木さんの周りにうじゃうじゃと集まっていたのでした。さすが学生に人気のサービス!とか思いつつ、1限目からこの状況ではかなり厳しいな..などと思いつつ、ここ10年のインターネット史と自分史について喋ってみました。
結果はつかみどころの無い、というのが一番適切な表現だったのではないかと思います。事前の佐々木先生の厳しいお達し(?)の成果もあって、100人近い教室で眠っていたのはどうやら1人で済みましたが、積極的な反応を感じたのは約1~1.5割で、手応えは今ひとつ、というところでした(どうやら前の授業を見なかったのは正解だったかもで、見ていたら自分の講義振りにより自信を無くしていたに違いないと)。
最後に「ネット的な生き方」について少し説明してみましたが、この辺は佐々木さんのブログに詳しいので、そちらをお読み頂ければと。いずれにせよ、講義の後に食事をご一緒させて頂きながら、佐々木さんから「なかなか学生に話すのは難しい」と慰められてちょっとだけ心を癒したのでありました。あと、学生さんが「大きい会社に入りたい」だけではなく、「小さくて成長性のある会社に入りたい」というニーズも前者と同数ぐらいあったところは、個人的には励まされるところでした(この辺は佐々木さんのブログに詳しい)。
個人的に面白かったのは、講義直前のアンケートでした。学生のメディア行動についてはここ数年私は非常に興味を持って見ていることもあり、講義の前にいくつか質問をさせてもらったんですが、そもそも講義が「情報産業論」だったこともあるせいか、比較的にいろんな意味で私の予想を裏切ってくれました。
インターネットと携帯の利用率が高いのはともかくとして、テレビを毎日見ている人が少ないこと(半分はいなかったような気がする)、自分でブログを書いている人が結構いたり(3~4割?)、思ったよりシリコンオーディオプレイヤーの利用率が高くなかったり(2~3割?)、音楽はCD派の人が多かったり(ダウンロードでの購買経験者は15%ぐらい?)、YouTubeをほぼ全ての人が知っていたり(これはちょうど前の授業で佐々木さんが取り上げられたからですが(笑))と、意外なところで自分の想像とずれているところがありました。
今回講演をさせて頂いた学生さんが、5~10年のうちにはトレンドを引っ張る層になる可能性は高いわけで、そう考えると自分の想像ほど世の中変わるのかもしれないし、変わらないのかもしれないと、より疑問を深めた今回の講演でした。
ともあれ、でも今回のことにめげず、学生さん向けの講演は今後も積極的に受けていきたいと思っています。そういうお話がありましたら、是非お気軽にお声がけ下さい。学生の生活感を肌で感じたいというのも1つですが、今のうちから優秀な学生と会える機会を無駄にしたくないと思っていることもあるので。
ご自身としては「撃沈」だったんですか・・・。もっと楽観的に行きましょう。
来年度もお越しください。
御手洗さんの講演を拝聴していた学生の一人です。
私にとって、最後の「一人だけの幸福は実現しない」という部分が非常に印象的でした。
これを、「集中させずに、シェアをしよう。」という発想からだと受け取ると、Web2.0の一側面のようにも思えて面白かったです。
また、今回の講演で仕事と自分について色々と考えることが出来ました。
ありがとうございました。
コメントありがとうございました。またお返事が遅くなってしまってスミマセン。講演、自分ではどうかと思いつつも、少しは響くものがあったということを伺えて、嬉しい限りでした。
とにかく、今は好きで好きでたまらないこと、没頭できることを、これでもかと思えるぐらいに頑張ってやって下さい。社会人になってからもその経験が生きることがあるはずです(最近、若いということはそれだけで価値があると思えるようになりつつある人からのコメントでした)。