ガ島通信さんのブログを読んでいたら、銀河ブログ協会やら国際ブログ協会、果ては日本ブロガー協会とまあいろいろと出てきて愉快なことになっているので、私はローカルに「代々木ブログ協会」を設立してみました。ビジネス以外の面白いブログ活用を促進するのが目的で、活動内容は代々木界隈でくだを巻きながらてきとうにブログについて飲みながら語る、というものです。奮ってお申し込み下さい(笑)。
(もちろん冗談です。)
と、さすがに週1回書いているのがこれだと各所より「手抜きじゃん」とか言われてしまいそうなので、先般より書けなかったDaveさんとのディスカッションのもうちょっと詳細を。
そもそもこのディスカッションのきっかけは、「総合電機のV字回復後の日本の産業政策は結構不透明だなぁ。ハードとソフトの融合みたいなものをやっていかないといかんのじゃないか?と考えつつ、ハード的な視点でソフト産業に挑もうと思うと、ものづくりのスピード感やスタンスのお互いの相違から上手くいかないケースが多いと思われるんだけど、どうしたらいいのだろうか?」というところから始っていたりします。
で、漠然としたディスカッションの結果、日本は実はソフトウェア産業(これも凄く漠然とした定義で、実際にはハード絡みのソフト制作と、SI系の受託開発と、ネット系の独自サービス開発と分けて考えないといけないんでしょうが)で戦うことになると、過去の資産があまり活きない、人件費が高い、というような要因から、あまりポジションはよろしくないのでは?ということになったわけです。
確かにソフトウェア産業に関して言えば、開発に際して莫大な設備投資も必要ないし、ナレッジはインターネットを通じて幅広く普及しているため、やる気のある人であれば一定の知識にはタダでアクセスできるし、となり、競争優位を築けるポイントがあまりありません。今日本がソフト市場として優位な点があるとすれば、ユーザ数ぐらいなんじゃないかな?
代表例として挙げていいのかわからないけど、ネットの接続数で言えば世界的にも高い方にあるんじゃないかな?環境もかなりリッチだし。更に日本は「言語の壁」で守られているところがありますね。以前某氏に聞きましたが、日本は圧倒的に外に出て行くネットのトラフィックが少ない、ということだそうで。
とまれ、現実に、中国やインドといった国が特に受託開発を中心としてソフト産業では台頭しているし、既存の先進国のこの分野における競争優位というのは段々減じられるものになる可能性は高いかと。そう考えていくと、この分野を真剣にやることはかなりしんどいわけです。コモディティとなるソフトウェアの生産に力を入れてもあまり意味が無い可能性が高いと。
一方で、私たちはGoogleの可能性を目の当たりにしているわけです。サービスデザインを含め、情報通信の分野で新しいサービスモデルを作り、それを革新し続けていく仕組みがあれば、素早く大きなマーケットを取っていけると。もちろん、その一方でネット全体の変化のスピードにオンタイムでフォローできるような開発力を持つことも大事だし、それを維持するだけの収入があるサービスを作れることが必須になってきます。技術それ自体が競争のルールを変えるのだから、そこに対する理解は必要だけれども、この分野ではそういうところを理解した上でのサービスデザイン力みたいなものが高い価値として扱われるんじゃないかな?前に渡辺さんの研究会でも話しましたが、グーグルの脅威はサービス1つ1つではなくて、むしろその組織のあり方だと(これこそが一番真似しづらいわけで)。
そう考えると、悩める日本の製造業は、ハードとソフトが融合した産業、というものをうんうん唸って考えるよりも、歴史的見地や技術利用の幅から見て集積度の高いプロダクトの開発に力を入れた方が余程合理的ではないかと思うのです(ここでもやはりそういった要素を必要としつつ、ニーズを掘り起こすような製品をデザインする能力が必要とされるわけですが)。厳しいソフトウェア産業に関しては、どちらかというと戦略的投資に回りベンチャーに任せて、無理に現在のビジネスと融合しない方が得策なのではないかと思った次第です。自動車とか携帯電話は良さそうですが、デジタル家電とかは段々厳しくなってくるんでしょうか。
もっと言うと、最近自分よりも若い人たちのビジネスの作り方を見ていると、むむ、あのバイタリティに勝てるだけの過去の経験の蓄積というか、ノウハウは本当にあるのだろうか?ということをよく考えます。IT新興国のバイタリティを凌ぐ知識と活力を持てるのは、もしかするとU30層しかないかも、ほんと、と思うことしきりです(そんなこと言って自分でまた会社作っているので、それなりにまだオールドネット世代でも出来ることがあらぁ、ぐらいには内心すこーしだけ思ってはいるのですが)。
梅田さんの「Web進化論」はCNETのブログとほぼ内容は一緒、と聞いて、まだ私は読んでいないんですが、少なくともCNETの梅田さんのブログはそういった若い層に向けたエールだったんだなぁと思っていた次第です。
ここで年寄りが頑張ると「だからいかんのだー」と怒りの鉄槌が下りそうですが、もうちょっと頑張らせて下さい、お願いします(笑)。
21世紀ブログ協会設立のお知らせ(笑)
『総務省、日本ブログ協会設立を発表』の報に接したときの第一印象は、手の込んだジョークか新手のフィッシング詐欺じゃねーのか、というものだった。早速同協会のサイトにアクセ…
[ひまネタ]日本ブロガー協会設立のお知らせ、追記あり
総務省肝いりで作られた「[http://www.fmmc.or.jp/japan-blog/index.html:title=日本ブログ協会]」に続いて、「[http://hubinippou.seesaa.net/article/13929675.html:title=銀河ブログ協会]」「[http://lsty.seesaa.net/article/139…
代々木飲み会に、申し込みますw
まさかお申し込みが、とは思いませんでしたが(笑)。昨日社員にも「やりましょう」と言われたので、近く講演謝礼を原資に、是非開催させて下さい。
※詳細は追ってご案内します。
「代々木」というと、その昔、身体が反応していた経緯もあり・・・(w ますが。
そのおりには、はるばるさいたまよりはせ参じます。
>中川さん
ご無沙汰しています!なかなか予定がFixせず申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちくださいませ>代々木飲み会